現時点で思う、士業の仕事 | 点滅信号に感情移入

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知人に「自動車の個人譲渡による名義変更をやってくれ」と言われました。

手続きの流れはわかりますが、

知人が僕に頼むってことは、

おそらく「無料、若しくは夕食をご馳走する」くらいの軽い気持ちだったはずですが、

遠方の所轄警察署、陸運局などに足を運ぶ以上、
平日に手続きする必要がある役所相手である以上、

移動経費などを鑑みた場合、

いまだ行政書士登録をしていない僕においては、
どうしても「業務」として、当事務所(他士業兼業の行政書士事務所)の正式な案件として受託せざるをえなかったので、
それでは知人の趣旨に沿えないため、

今回は断りました。


官公署に対する許認可申請・届出などの、

民事法務以外の行政手続の場合、

ほとんどが形式審査なので、

「難しい」のではなく、
「手間と時間がかかる」手続きが大半を占めます。

その「手間と時間」を「コスト」と引き換えに省くため、

士業者に「それ相応の手続き費用」を支払ってもいいというクライアントに対しては、

「士業者ならではの付加価値」で応えないといけないと思います。

しかし往々にして、この「付加価値」が目に見えにくく、

「支払う報酬と釣り合う即効性」という面では、不十分な場合が多い気がします。

だからこそ、

ある一定の期間、

例えば数年、もしくは数十年、

クライアントの法的利益を確実に担保したうえで、

クライアントが期待する以上の成果を出すことを第一に考える必要があると思います。

それが、

現時点の僕が思う士業者としての「仕事」だと、
常日頃感じています。