やはり、東野マニアとして購入した本作品。期待を裏切らない仕上がりでした。湯川の教え子が出てくるとは意外な展開でした。これだけの科学の知識を持って作品を書ける作家は東野圭吾ぐらいでしょう。
1.透視す(みとおす)
あるクラブのホステスがお客さんの名刺を封筒に入れて、しばらく念ずると中身を透視して名前等が分かるという手品をやっている。その手品を用いて、会話を盛り上げるため、ある客のカバンを透視しようとするが、そこには客が会社からとった偽造小切手があった。実際には透視できていないのだが、透視されたと思った客はホステスを殺すことになる。
このホステスは美貌が優れているわけでなく、会話等で場を盛り上げるために、手品等を含めて、練習していた。その一つがコールドリーディングであり、相手の反応をみながら、いろいろ相手の隠し事を見つけ出していくテクニックであり、偽造小切手はコールドリーディングで知りえた情報。
なお、名刺が見えるトリックは赤外線を使ったテクニックであり、小さい機械を持ち歩き、念ずるふりをして小さいモニターをみていたというもの。
会話を盛り上げるための努力が生んだ悲劇。(ホステスの家族の話も関連しているが・・)
2.曲球る(まがる)
ある引退間近の投手の奥さんが車上荒らしに合い殺されてしまう。投手は引退せずに現役を続けたいが、体力の衰えと、妻の希望が引退して別の道に進むことであることを踏まえ、やる気が出ない。しかし、ある時、湯川の理論を使い、科学理論を伴った道を検討する。フォームを分析した結果、最盛期とはフォームが違うことが分かる。それを踏まえ、トライアウトを受けるがやはりうまくいかない。妻の死等の心情的なものが影響しているのか。しかし、捜査が進む中で、奥さんが次のチャレンジとして台湾野球界を目指せるようにといろいろ探していてくれた現実が判明。口では反対しながらも、投手のことを実際は応援していたことが分かり、投手は再度復活を果たすことになる。
3.念波る(おくる)
双子は以心伝心できるというところを援用した作品。春菜は若菜に危機が訪れているのを感じた主張する。しかし、実際は若菜が若菜の夫に襲われる可能性があったことから、春菜が心配し、度々同居している叔母に依頼し、若菜の状況を確認してもらっていた。しかしあまりに度々で叔母は頻繁に電話をしていなかった。若菜が旦那がやとった男に襲われた日はたまたま、電話をかけた日であった。
春菜と叔母は犯人が若菜の旦那だとうすうす気づいていたが、それを警察には言わない。もし違った場合には、若菜に縁を切られる可能性もあるし。。
そこで二人は、以心伝心ができるとして、旦那になんらかの動きをとらせて、犯人として裏取りをする作戦にでる。湯川はそれにのり、手伝い、結局のところ若菜の旦那は逮捕される。双子の以心伝心は永遠の謎。
4.猛射つ(うつ)
湯川の教え子が、姉を見殺しにした不倫相手の政治家に一矢報いるために、湯川から学んだ科学技術(レールガン)を用いて復讐を計画。最後は断念させるのだが、「私は君にそんなことをさせたくて科学をおしえたんじゃない」は迫力十分。
1.透視す(みとおす)
あるクラブのホステスがお客さんの名刺を封筒に入れて、しばらく念ずると中身を透視して名前等が分かるという手品をやっている。その手品を用いて、会話を盛り上げるため、ある客のカバンを透視しようとするが、そこには客が会社からとった偽造小切手があった。実際には透視できていないのだが、透視されたと思った客はホステスを殺すことになる。
このホステスは美貌が優れているわけでなく、会話等で場を盛り上げるために、手品等を含めて、練習していた。その一つがコールドリーディングであり、相手の反応をみながら、いろいろ相手の隠し事を見つけ出していくテクニックであり、偽造小切手はコールドリーディングで知りえた情報。
なお、名刺が見えるトリックは赤外線を使ったテクニックであり、小さい機械を持ち歩き、念ずるふりをして小さいモニターをみていたというもの。
会話を盛り上げるための努力が生んだ悲劇。(ホステスの家族の話も関連しているが・・)
2.曲球る(まがる)
ある引退間近の投手の奥さんが車上荒らしに合い殺されてしまう。投手は引退せずに現役を続けたいが、体力の衰えと、妻の希望が引退して別の道に進むことであることを踏まえ、やる気が出ない。しかし、ある時、湯川の理論を使い、科学理論を伴った道を検討する。フォームを分析した結果、最盛期とはフォームが違うことが分かる。それを踏まえ、トライアウトを受けるがやはりうまくいかない。妻の死等の心情的なものが影響しているのか。しかし、捜査が進む中で、奥さんが次のチャレンジとして台湾野球界を目指せるようにといろいろ探していてくれた現実が判明。口では反対しながらも、投手のことを実際は応援していたことが分かり、投手は再度復活を果たすことになる。
3.念波る(おくる)
双子は以心伝心できるというところを援用した作品。春菜は若菜に危機が訪れているのを感じた主張する。しかし、実際は若菜が若菜の夫に襲われる可能性があったことから、春菜が心配し、度々同居している叔母に依頼し、若菜の状況を確認してもらっていた。しかしあまりに度々で叔母は頻繁に電話をしていなかった。若菜が旦那がやとった男に襲われた日はたまたま、電話をかけた日であった。
春菜と叔母は犯人が若菜の旦那だとうすうす気づいていたが、それを警察には言わない。もし違った場合には、若菜に縁を切られる可能性もあるし。。
そこで二人は、以心伝心ができるとして、旦那になんらかの動きをとらせて、犯人として裏取りをする作戦にでる。湯川はそれにのり、手伝い、結局のところ若菜の旦那は逮捕される。双子の以心伝心は永遠の謎。
4.猛射つ(うつ)
湯川の教え子が、姉を見殺しにした不倫相手の政治家に一矢報いるために、湯川から学んだ科学技術(レールガン)を用いて復讐を計画。最後は断念させるのだが、「私は君にそんなことをさせたくて科学をおしえたんじゃない」は迫力十分。