夫と知り合って約20年。
結婚して当地へ来たのが2000年の初め頃。
転勤が多い人で、これからも引っ越しが多いんだろうな、
という思いで新生活を始めました。
挙式後2週間で義父他界。
残された義父が一人で住んでいた家に時間、労力、お金を費やしてきました。
これにはいろんな理由があるのですが
ここでは語りません。
いろいろ言われても
どうすればよかったなんて正解はないと思うし。
結局自分でやるんだから、自分がやりやすいようにすればいい。
20年で学んだのはコレ。
片づけを始めたころは
親の家の片づけとか
空き家問題
…なんてものもまだ世間では話題にもなっていなくて。
私の悩みをわかってくれる人は一人もいなかった。
実の親でさえもそうだった。
誰かに相談することはできなかったので、自分で調べた。
どこへ向かえば良いのかもわからなかった。
葬儀後の法事その他のあれこれは待ってくれない
庭の雑草は抜いても抜いても生えてきて、廃墟感が増すばかり
正解が何かなんてわからないまま、手を動かすしかなかった。
そんな中で数々の整理術を知り
専門家にも会って
本やセミナーも「これは」と思う物を取り入れてみた。
一番私に合っているな~、
と思ったのが「ライフオーガナイズ®」だった。
具体的な片づけ方やテクニックを伝授してくれるものではない。
私の問題は「技術」の部分では解決しなかった。
価値観を知り、頭の中から整理していく、というプロセスを経て
やっとどうにか道が見えてきた。
物を右から左へ動かすだけで、捨てても捨ててもスッキリしない
そんな絶望感から解放された。
ライフオーガナイズに出会う前にもいろんな方法を試した。
一番辛かったのは「話せる」人がいなかった事。
将来の事を思うと絶望感しかなかった。
夫が誠実な人で優しいのだけが救いだった。
私以上に辛かったと思うが、日々穏やかに存在している(ように見えた)
夫の存在が無ければここまでやってこれなかったと思う。
だけどやっぱり、
この先自分には楽しいことなんて訪れることは無いのではないか
そんな風に考えることもあった。
もう少し若い頃の私なら、迷わず身軽になってやり直していたと思う。
だけど、人生のパートナーを放り出すことはしたくなかった。
これがこれからの私の「仕事」なんだと思い
状況を認め、受け入れることで気力も(少し)出てきた。
仕事ならやるしかない。
いい仕事をしたいと思った。
その頃、スケジュール帳も楽しい予定で埋まることはなく余白だらけだった。
その余白に、その日あった良いことを書き始めた。
何も書くことはないと思っていたけれど、
意外にある物で。
それは
・夫が買ってきてくれたプリンが美味しかった
・かわいい猫を見かけた
・○○が安く買えた
とかそんな事だったけれど。
それでも、楽しいことや嬉しいことってあるんだな、という気持ちになり。
日常の些細な幸せが目に入ってくるようになった。
見ようとしないと見えない物がある。
それは自分で探すしかない。
たまに教えてくれる人がいても
その時は受け入れることも難しい。
何に喜びを感じるかなんて、人に決めてもらう事じゃない。
どんなに小さいことでも、自分が嬉しければそれでOK
そこには見返りなんてない。
無くても十分幸せ。
時間=いのちです。
ブログやSNSを時間を使って読んでくれているあなたに
感謝の気持ちを伝えたい。
わざわざメルアドを登録して、
メルマガを読んでくださる方
時間、お金を使ってサービスを受けてくださる方
セミナーにお越しくださる方には特にお礼を伝えたい。
あなたの悩みは解決しましたか?
もう一息!じゃないですか?
最後まで一緒に頑張りましょう!
長い長い暗闇から抜けつつある私の経験や知識、
技術があなたのお役に立てるのは最高の喜びです。
病院にいてはできない事を今、やっています。
壁だらけのように思う事もありますが、何とか突破できるような思いもあります。
あなたの「いのち」の時間がより良い物になりますように。
これからの20年、今までとは違う生き方をしたいと
そう思っています。