アクションプランナーから介護職向けの手帳が販売されるそうです。


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看護・介護するにあたって時系列に沿った情報は欠かせません。

何があった、何をした、という事に加え、「何時」という事が時に重要な情報になります。

何時からどうだったのか、という事がわかれば異常があった時に適切な対処が早くできます。

私が病院で勤務していたのは1990年代ですので古い情報になりますが

「記録用紙の改善」に取り組んだことがありました。(業務命令でしたが)

私がかかわったのは看護記録用紙と処方箋。

今回は看護記録について書きます。

看護する中でも「看護目標」「問題点ごとの記録」という事が重視され始め、そこが良くわかるような記録用紙が必要、という事で始めた事です。

それまでは時間を追った記録が主流。

身体の状態はわかるけれど、その患者さんがどのような看護問題を持っていて、どのように看護されているか、という事が記録用紙からわかるようにしたい、という事が主な目的でした。

いろいろ工夫したのですが、ICUに入室するような急性期の患者さんにとってはやはり時系列に沿った記録用紙でないと状態の把握が難しかったです。

はっきりとした目標があって入院されている方には良い方式だったと思いますが。

たとえば「食事療法を理解して実践することができる」とか「松葉杖で安全に歩行できるようになる」といったような事が退院時の目標だったりする場合です。

この場合、「何月何日までに」という具体的な日付も設定していました。

LO1級講座での最初の課題、「目標を日々の行動計画に落とし込む」という事ですね。

生活に密着した記録用紙=手帳と思っています。

いろいろな手帳が出ていてそれぞれ熱心なファンがいて、「**手帳が良い」という情報があふれています。

何のために手帳を使うのかはっきりさせると選びやすくなるのかな、と思います。

バーチカル、レフト式、マンスリー…いろんなものがありますがそれぞれに良さがあります。

どれが良くてどれが使いにくい・・という事は本当に人それぞれです。

私は長年「マンスリー」だけで事が足りていました。

その日何がある、だけがわかれば良いと思っていたからです。

その後バーチカルタイプに出会って、1日の流れがわかることがとても良いと思いました。

その日あった事の記録として主に使っていましたが、「予定を書きいれる=自分を予約する」という使い方を知ってからはもっぱらその方式で手帳を使っています。

仕事もしていないし必要ないかも・・・と思っていましたが日々の細々した事、買い物メモややることをメモして持ち歩いていたようなことも手帳に書き込むことによってやり残しが減りました。

その日できなかったことが一目瞭然なので何を優先するべきなのかが良くわかります。

いつも何かしら雑用に追われているような気がする…という方におススメです。

私は夕飯のメニューも簡単に書いています。

冷蔵庫の在庫整理でメニューを大体決めて書いておきます。

予定通りにできなくても気にしないのがコツです。

予定通りにできなかったら「後日の献立のストックができた、ラッキー」と思って矢印で他の日に回しています。

手帳に限らずいろいろ便利で面白そうなものがたくさんあって、その商品を使う事が目的!みたいに感じることもありますが「自分がやりたいことは何か」を考えることで本当に必要なものを選ぶことができるようになると思います。

私もまだまだ修行中ですが、11月から本家アクションプランナーに移行する予定なので自分なりの記入方法を工夫していきたいと思います。