キュプラについてのお話。 | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

みなさん。こんばんは。


今日も頑張りました。明日もがんばります。


さて、本題へ。


キャプラについてのお話です。




高価なスーツの裏地に使われていることが多いのがキュプラです。


再生繊維に分類されます。


キュプラは、レーヨンと似ている素材です

分かりやすく言えば、(意外と難しいですが)レーヨンの原料が木材パルプであるのに対し、キュプラの原料はコットンリンターです。コットンリンターとは、綿花を採取した後の綿実の表面に密生している2~6mmの繊維のことです。←難しく書いてしまいすみません💦



出典 https://www.asahi-kasei.co.jp/fibers/bemberg/what/materials.html

また、難しいお話ですがすみません💦。

キュプラとは「銅」の意味なのですが、名前の由来は製造方法によります。原料を酸化銅アンモニア溶液に溶かし、これをギャーポンプで凝固液中に押し出す銅アンモニア法という製法によって製造されているので「銅」を意味するキュプラと名づけられました。


キュプラの特徴は、吸湿性、放湿性がある静電気が起きにくい上にやわらかくしなやかで、ドレープ性があります。

※ドレープとは「優美にまとわせる」という意味ですダンスなどで回ったりした時に綺麗に拡がる性質がドレープ性です。逆にいうと「コシがない」素材ということになります


キュプラにもデメリットがあります。

摩擦に弱く毛羽立ちやすく、シミがついたときにこすると毛羽立ちます。


キュプラ製品の洗濯方法は、クリーニング店へお持ちください。


キュプラ素材の衣類をお持ちの方は洗濯表示を見てください。




このように水洗いができないものがほとんどです。基本的にはクリーニング店に出した方が綺麗になります


もし家庭で洗濯するのであれば、中性洗剤を使用し、30度程度のぬるま湯で手洗いが基本です。 すすぎのときも同じくらいの温度のお湯を使いましょう。洗濯機は使わないほうがいいでしょう。脱水はバスタオルで衣類を押えるようにして水分を取り、陰干しをおすすめします。


レーヨンほどではありませんが、キュプラも縮みに気を付けなければならない素材です。


 お気に入りの衣類はクリーニング店にお出しください


不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

また、下記のアドレスでしみぬき相談を行っております。

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