ポリウレタン樹脂の劣化 | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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みなさん。こんばんは。

今日もがんばりました。明日もがんばります!

さて、本題へ。

ボンディング加工のお話は何度か触れていますが、ボンディングに使用されるポリウレタン樹脂も時間が経つにつれて劣化していくものです。


ウレタン加工がボロボロに劣化してしまうのとは違って、今回は、貼り合わせにある接着樹脂が油じみのように浮かび上がってくる現象です。


触ってみると。ベトベトしています。


袖口の汚れかと思ってしまうのですが、違います。

これは処理して、落としても、落としても、浮き出てしまい、処理をするにはかなりの大がかりな処理となってしまいます。

また、生地自体も液体を弾いてしまうタイプなので、余計に処理は難しくなります。

このようなケースでは、残念ながら、処理をせずに、お返しすることになりました。


このように、通常のしみ抜き処理では満足いく結果を得られないものも中にはあります。悔しいのですが。



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