夏物衣類は気をつけてください! | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんは。

さて、本題へ。

最近、夏物衣料のクリーニングやシミ抜きをする機会が増えています。しかしながら厄介なものもの・・・。

例えば、この脇汗のシミ。



写真では白く映ってしまっているために、分かりにくいですが、白く汗のシミになっていたので、軽くシミ抜きをすると脇の汗をかいた範囲全体が白っぽく(白化)なってしまいました。上は光の加減で、縫い目の下の部分が少し白っぽくなっているのですが・・・。

がっつり色が抜けたというよりも多少白っぽくなったという感じなんですが。

希望があれば染色補正をします。
(料金は、1500円~、納期は、要相談)
より目立たなくなりますが、色の濃いものはうまく直らない場合もありますが。

お客様によってはこれをしみ抜きを失敗してひどくなったと思う人がいます。

しかし、これは汗が酸化する際に染料と反応して色が抜ける状態になっていたことによる脱色です。  

仕組みとしては汗をかき始めて、酸化するまでの過程が漂白と同じような効果を生地に与えます

色の強いものは大丈夫ですが、顔料系の染料など色の弱いものや色の濃いものの場合は既に脱色しているケースあります。(多いです。)

このまま放っておけば、黄色く変色(酸化変色)してしまい、完全に色を破壊してしまいます。

これはまだ黄変には至っていませんでしたので、脱色の程度は低くすんでいます。

コートなども着用するたびにクリーニングに出したりしないので、汗が酸化して生地の色を剥がしてしまっているので、見た目は襟の汚れだけが付いているように見えるので、シミを取ればまた生地の色が復活すると思っていても、実はシミの下には元のコートの色はすでになくなっているなんていうケースが多く見られます。

不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

また、下記のアドレスでしみぬき相談を行っております。

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