染色堅牢度低下。 | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんは。今日から7月暑い日が続きますね。

さて、本題へ。

昨日の続きです。パイピングに関わらず最近の衣類は、色がでるものが多いです。



これはクリーニングの方法に問題があるよりも衣類の染色堅牢度に問題があります。

色止め加工がしっかり施されていない洋服が最近大変多くなっています。

今、我々クリーニング業界では、本当に質の悪い(粗悪品の)洋服に悩まされているのが現状です。お客様にも理解していただく必要があり、我々も理解しないといけません!

アパレルは高級品でも安いものでも洗えばおかしくなるのは当たり前と普通に思っていように見受けられます。

また、最近では、部分的に経時劣化を起こすものをデザインで使用し、メンテナンスにより長く着るのを意図的に妨げている商品も多く出回っています。

ここだけの話で、アパレルとしては洋服を長く着て欲しくないのです。

安いものは数度着用してヨレヨレになってしまうものや、高級品もウレタン素材を部分的に使用したりすることで劣化を早期に起こるようにして、購入サイクルを短くしたりしています。特に、カバンやクツはそういった傾向にあります。

また、新品の状態が洋服の一番いい状態だと認識する我々日本人のファッション概念にも問題があるように思えますが、皮革製品を想像していただければわかりやすいと思いますが、使用感に味があるという概念が日本人にはまだ定着していなくて 、常にメンテナンス、クリーニングに商品購入時の状態に戻すアンチエイジングを求める傾向があります

写真のワンピースもそのことを理解して、ファッションを楽しんでいただくのが好ましいですね。

非常に考え深い事例ですが、当社としてはアパレルと対等にしたかったのですが、時間がなかったので、今回は、泣く泣く処理をして綺麗にしました。




不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

また、下記のアドレスでしみぬき相談を行っております。

Clkanda_merumo@yahoo.co.jp

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