合成皮革(ポリウレタン)製品について。 | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんは。暖かくなりましたね。お花見はしましたか?もう、見頃が過ぎているような気がします・・。

さて、本題へ。

そろそろ皆さん、衣替えして冬物衣類を出しましたよね?まだ、出していない方は、お早めにクリーニングへお出しください!

冬物衣類の中に合成皮革品がある方は、生地表面を触ってみてください。

生地の触り心地に変化ないですか?



【合成皮革のジャケット】
ちなみに合成皮革品とは、革製品に見える生地で布をポリウレタン樹脂でコーティングした生地の事です。



表 ナイロン100%
表面にポリウレタン樹脂加工

触り心地がベタベタしてたらポリウレタンが劣化している証です。

ポリウレタンが劣化すると剥離が起こります。

特に襟や袖口など着用時に擦れる部分は剥離が起こりやすいです。皮脂が付着する事が原因です。

このまま、クリーニングをしてしまうと、ドライ溶剤を吸収してしまい剥離現象を起こすことがあります。

もちろん、お預かりの際は、しっかりと検品をさせていただきますが、このような場合は、クリーニングをお断りすることもございます。ご了承ください。

襟に剥離が見られます。

ベタベタしていたら、そろそろお洋服の寿命と思ってくださいね。

ポリウレタン樹脂が溶け出す事によりベタベタします。

この様な現象が起こるとしみぬきやクリーニングも出来ないのが現状です。

ウレタン製品と合成皮革は、アパレル側も消費者側もクリーニング業者側も知識が必要です。

不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

また、下記のアドレスでしみぬき相談を行っております。

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