夏物衣類は着た後に汗抜き加工をオススメします。 | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんは。今日も頑張りました。明日も頑張ります!

5月も間もなく終了ですね。これから梅雨の時期と暑い夏がきます。

ここ最近は、暑くなったり、涼しくなったりですが、暑い日は、汗ばむこともある季節ですね。

さて、夏物衣類は、汗をしっかり落としてから着ることをオススメします!

なぜ夏物衣類の収納前のクリーニングは「汗抜きクリーニング」をした方が良いのか?

その理由はクリーニング屋さんでは、スーツなどウール100%の生地は、基本ドライクリーニングします。

でもドライクリーニングでは、汗は取りきれないんです。

ドライクリーニングは、溶剤(油)で洗います。

ですので、バターやラードなど油に溶ける汚れを良く落とします。

油に溶ける汚れやシミを油溶性と言います。

反面、汗やお酒など水に溶ける汚れは、苦手で落とせません。

水に溶ける汚れやシミを水溶性と言います。

水洗いの場合は、この逆になります。

水洗いは、油溶性の汚れのシミや汚れが苦手で落とせない。

水溶性の汚れを良く落とす。

ドライクリーニングと水洗いは、それぞれ得意、不得意があります。

これを分かっていただいたところで、今日の本題に入りますが、ドライクリーニングでは汗などの水溶性の汚れが苦手な為、完全に汗が取りきれず生地に汗成分が残ってしまいます。

この汗成分が残ったまま収納すると黄ばみが発生します。

黄ばみを防ぐのが水洗いクリーニングです。
クリーニング屋さんによって名前が違いますが
汗抜きクリーニング・汗取りクリーニング・Wクリーニング、こんな感じでコースメニューになっていると思います。

現在、Wクリーニングのご依頼をたくさん頂いてます。

2度洗いをするのと、水洗いしますので仕上げ工程が、整形処理をしながらの仕上げになる為、料金が高くなります。

場合によっては、型崩れしないように、短時間処理や人体機にて成型します。

が基本は、ハンドアイロンで仕上げます。

最初にドライクリーニングをして油溶性の汚れを落とし、次に水洗いクリーニングをして水溶性の汚れを落とします。

汚れを根こそぎ落とすクリーニングコースなんです。

汗汚れが取れてサラサラな着心地になりますので、夏も過ごしやすくなります。

夏物衣類を着る前のクリーニングは、黄ばみ予防に効果抜群の「汗抜きクリーニング」をしてくださいね。

汗って以外とかいてます・・。

不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

また、下記のアドレスでしみぬき相談を行っております。

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