東電福島第一原発サイトから、希釈するとはいえ持続的に HTO(=トリチウム水) を放出し続ければ、近海の海産物に取り込まれる。
しかも HTO はセシウムと違い計測が難しい。
1km沖の海洋だし市民が簡単に測れるものではない。
これが、大きな不安材料なのだ。
特に我々日本人は毎日魚介類を食卓で日常食として摂取している。
これまで例のない通常の冷却水ではないHTOの海洋放出が24日から始まろうとしている。
モニタリングしながら、一方今後の人体への影響チェックは誰が責任をもって行うのか政府は想定しているか?
漁師が困るだけの問題ではない。
従って、IAEAのスタンスとしては東電のHTO希釈方法については良しと認めたが、その放出後の状況はこれからのモニタリングに依存する。
IAEAによると、職員が常駐しその任に当たるらしい。
そして、当然ながら今後リアルタイムでの取得データ公表に期待が掛かる。
その前に、どのような計測をするのか判断基準など含む情報をメディアは追って欲しい。
参考出典先:原子力市民委員会規制部会(Q&A形式)
トリチウム汚染水海洋放出問題資料集 (ccnejapan.com)
関心のあるQとAについて読んでみると、参考になると思います。