前回の精神科でのこと。
娘が診察室に入り、私はその部屋の近くの長椅子に座っていた。5分後くらいに、15才前後の女の子とその母親と思われる人が来て、ちょっと離れたところに座った。
少ししてから、そちらから不穏な会話が聞こえてきた。「またお母さんが悪いんだ。全部私のせいなんだね」
詳細はわからないが、娘さんが「お母さんのせいで」というようなことを言ったのだろう。声は押し殺しているけど、母親の怒りはおさまらない。
「あんたは私を恨んでるだもんね。憎くて憎くて仕方ないんだもんね。先生に、もう母親と一緒にいるのは無理ですって言っていいよ。私は構わないよ」
「こっちもあんたのせいで思うように働けないんだよ」
聞いてるだけで胸が痛くなる。でも、なんてひどい!とは思えなかった。我が家も似たようなものだから。
娘さんは地味ながらも小綺麗にしてるし、こうして病院につながっていて、平日昼間に母親が同行してるのだから、親子関係が壊滅的に悪いとは思えない。
でも、でもわかる。いくら子どもが病気や障害でも、しつこく言われ過ぎたり、言われるタイミングがものすごく悪かったりすると、こちらも爆発しちゃうんだよ…。
親もさ、子どもに本当はそんなこと言いたくないに決まってる。なんでこんな言葉を投げつけなきゃならない人生になっちゃったんだろう?こんなはずじゃなかったのにって思うよね。もちろん、子どもが100%悪いとも思ってない。
なんだかそのお母さんも娘ちゃんもハグしたくなってしまった。「わかります!辛いよね、苦しいよね」って。
経緯も知らずに余計なお世話なんだけど、我が家も時々そんな感じのシチュエーションになるから、他人事とは思えなくて。みんな闘ってるんだな。
なんて人のことは冷静に見てたけど、その数日後、2〜3ヶ月に一回くる娘からの怒涛の攻撃を受けることになるのでした。
毎回、人間失格レベルのこと言われる。私も「そんなに私と合わないなら、もう別々に住むしかないよ…」なんて言っちゃって。あの親子と変わらない(^_^;)