患者様から時々ある質問に、

このようなものがあります。

 

「先生、修正術を受けても

 本当はアップノーズのリスクがないのに

 大袈裟に言ってるだけでしょう?」

「リスクがあってもキレイに仕上げてくれるんでしょう?」

 

鼻中隔延長術・修正における

延長移植軟骨の『延長部減量術』、『亜全摘』、『全摘』

全てにアップノーズのリスクはあります。

 

修正においては、

極力リスクを下げるように努めますが

70~80%に

リスク説明の通り、

程度に差はありますが、

アップノーズが発症します。

 

多くの人は、

勝手なバイアスがかかり、

自分にはリスクは降りかからないと

思っています。

 

しかし、

リスクを知っている私にとっては、

患者さんが新たな悩みを抱えるのは

耐えられないことです。

 

術前にアップノーズ発症の予測は、

できません。

 

アップノーズになる可能性が高い

と考えていても

意外と挙がらないケースもあれば、

なんとかなりそうだと踏んでいても

想定以上に

アップノーズになる場合もあります。

 

すべて下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)の

状態によります。

 

私が話すのは、

決して大袈裟ではありません。

 

”感染”のリスクもそうです。

 

「大袈裟に言ってるだけでしょう?」

と思う人もいるかもしれません。

 

実際のところこの1年3ヶ月、

感染は1例も発生していません。

 

1例も発生させたくないと、

徹底的な管理をしています。

 

感染が軽く済めば良いですが、

軽くなかった場合、

最悪鼻は崩れます。

鼻中隔軟骨まで延長が波及すると、

再建が困難になりがちです。

患者さんは、

再度手術を受けなければなりません。

 

このため、

1年に一人出るか出ないかであっても、

リスクの説明はしっかりやります。

 

また、

最近、都内で鼻の手術を受けた方が、

搬送先の病院で亡くなったと

複数の関係者から聞きました。

 

手術には、

本当に深刻な事故があるのです。

鼻の名医や鼻の専門と謳っているところは、

勝手に名乗れるのですから、

決して安心してはいけません。

日本だろうが、韓国だろうが、

あなたが死亡しても、

誠意のないクリニックは

情報を隠して、

明日も平然と診療を行います。

 

私はリスクをきちんと説明した上で、

リスクを発生しないように、

十分に努めます。

 

私の話を、

”大袈裟”だと思う医者がいるとすると、

それは

相当リスクを気楽に捉えているのでしょう。

あるいは、

リスクをきちんと話すと、

売上につながらないから、

私のような医者がいると困るのでしょう。

 

私は大袈裟には話しません。

リスクは場合によっては

患者さんの生活の質を急激に下げます。

命を落とすこともあります。

 

私は死亡事故は経験がありませんが、

沢山の患者さんを治療してきた経験から、

リスクの怖さを知っています。

ですから

事前にきちんと伝えたいと

考えています。

 

 

 

銀座すみれの花クリニック

 院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医

 

日本形成外科学会専門医


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