術中画像が掲載されていますので

 ご注意ください

 

鼻中隔延長術は

鼻中隔軟骨に軟骨を移植し、

下外側鼻軟骨(LLC 鼻翼軟骨)の位置を

変える手術で、

基本は移植された軟骨は

下外側鼻軟骨の下にあります。

 

画像左は術前側面、右は術後6ヵ月以降で

中央画像は、鼻中隔延長を行った直後の

LLCの状態です。

 

この患者様は

肋軟骨で鼻中隔延長術を行いました。

 

↓乳房下溝ラインを切開し、

 第VI肋軟骨を採取しました。

画像右はシリコンで

延長に必要な軟骨テンプレートです。

 

↓テンプレートに従って

 移植肋軟骨をかたちづくりしました。

 

↓鼻中隔軟骨に移植した肋軟骨は

 基本はLLC(鼻翼軟骨)で

 隠す必要があります。 

画像は延長移植肋軟骨が

左右LLCが正中で閉鎖され、 

肋軟骨は露出してません。

 

ただし求める鼻先の形態、

高さ、あるいは解剖上の問題から

左右LLCの間に

延長移植軟骨が見えても

大きな問題はありませんが、

LLCの高さを越えて、

移植軟骨が突出するのは、

間違った手術方法です。

 

 

移植肋軟骨を

LLCで覆い隠し、

鼻中隔延長を行った患者様の

術後経過です(↓)。

 

↓術前  斜め左前から

↓術後4ヶ月10日

↓術後6ヵ月20日

術後4ヶ月では

まだ鼻尖に浮腫を認めましたが、

術後6ヵ月を過ぎると

むくみは解消しました。

 

 

 

↓術前 斜め右前から

↓術後4ヶ月10日

↓術後6ヵ月20日

術後4ヶ月では

患者様は鼻翼縮小を考えていましたが、

術後6ヵ月を過ぎると

鼻がすっきりし、

その思いはなくなりました。

 

 

 

↓術前 横から

↓術後4ヶ月10日

↓術後6ヵ月20日

術後6ヵ月、むくみがなくなると

希望の鼻先がやや反った形態に

なりました。

ACRの距離は3㎜で

横から見ても鼻の中は

見えませんでした。

 

 

*ACRとは・・・・

鼻翼(Alar)と鼻柱(Columellar)

の関係(Relation)のことです。

つまり鼻孔縁ライン(↓青ライン Alar)と

鼻柱下端ライン(↓赤ライン Columellar)

の位置関係でも表現できます。

またACRの関係性を距離で表すと

画像(↓)の2本の黒ラインの幅になります。

 

 

 

 

 

手術料金(モニター)

・鼻中隔延長術(肋軟骨)+

 鼻尖縮小術+鼻尖頭側部耳珠軟骨移植術

   1,408,000円(税込)

別途術前検査料、診察料、

麻酔・薬剤料金がかかります。

*2022年11月時点の料金です

 

 

 

 

 

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銀座すみれの花形成クリニック

 院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医、評議員

日本形成外科学会専門医

日本形成外科学会 美容外科分野指導医

 

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