当院では、
単に美しくするための手術だけでなく、
美容手術前の、元に形態に近づけることで、
精神的なダメージを回復させるための手術も行っています。
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2年前、他院で
団子鼻であった鼻先を細くするため
ターディー法*による鼻尖形成を受けました。
*ターディ法
下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)を切って鼻尖を細くする方法です。
ところが鼻先が盛り上がるように高くなり、
その後別にクリニックで修正を受けたのですが、
鼻先が垂れ下がったような印象になりました。
当院には
以下の点の改善を目的に来院されました。
・鼻尖を低くしたい
・鼻翼幅を広げたい
・鼻尖と鼻翼の境界の陥凹を
改善したい
・鼻柱を挙げたい
・鼻柱切開部の段差を改善したい
過去2度のわたる鼻尖の手術で
皮下には瘢痕が残っており、
鼻尖を細くすることは難しく、
手術は二つのポイントに絞りました。
①中間脚**を広げることで
鼻尖鼻翼境界の陥凹を改善し、
鼻尖形態を以前のかたちに近い状態にする
②鼻孔縁が挙がらないように
下垂した鼻先の印象を改善する
**中間脚
鼻先をつくる下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)の一部
以上を患者様に説明し、
修正術を行いました。
↓術前 正面
↓術後5ヵ月
ターディー法によって
鼻尖鼻翼境界が陥凹しており、
中間脚を広げることで改善しました。
それに伴って鼻孔縁が挙がったので
同部位には耳珠軟骨を移植し、
下降できました。
一方、中間脚を広げることで
鼻尖と鼻翼幅が広がり、
ご希望の初回手術前の鼻の印象を
回復しました。
↓術前 斜め前から
↓術後5ヵ月
中間脚を開くことで
鼻孔縁のアーチ形が改善しました。
鼻尖が太く見えますが
患者様の本来の形態です。
↓術前 横から
↓術後5ヵ月
鼻柱を挙げると
鼻穴が正面から見えるため、
鼻柱の角度はそのままにし、
下外側鼻軟骨の頭側を減量することで
鼻尖が下垂した印象を
軽減しました。
また鼻尖は低くなりました。
↓術前 下から
↓術後5ヵ月
下垂した印象を与えており、
減少できました。
鼻柱切開部の段差は改善しました。
以上よりご希望した点の結果です
・鼻尖を低くしたい→改善
・鼻翼幅を広げたい→改善
・鼻尖と鼻翼の境界の陥凹を
改善したい→改善
・鼻柱を挙げたい→改善なし(鼻孔縁を挙げないため行わなかった)
・鼻柱切開部の段差を改善したい→改善
術後5ヵ月であり、
まだ鼻尖には瘢痕が残っています。
今後1年~1年半をかけて
少しずつ瘢痕が減っていき、
もっとスッキリした鼻になると
思います。
ー手術料金ー
・下外側鼻軟骨修正術(中間脚含む)
385,000円(税込)
・鼻尖鼻翼境界修正術
330,000円(税込)
・鼻孔縁形成術(軟骨移植あり)
330,000円(税込)
別途術前検査料、診察料、
麻酔・薬剤料金がかかります。
*2022年4月時点の料金です
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銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会 美容外科分野指導医
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ホームページ
http://ginza-sumirenohana.com/
手術サテライト
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