1年前他院で

鼻尖にオステオポールを

留置した患者様です。

 

自分の軟骨を使わずに

鼻先が高くなるということで

手術をお受けになりました。

 

鼻先が異物で硬く、

不自然な高さとボリュームが

気になり、来院されました。

 

1年間留置されていたのですが、

鼻尖皮膚は菲薄化されておらず、

むしろ瘢痕で皮下組織に厚みが

ありました。

 

鼻尖の硬さとボリュームは

オステオポールと

その周囲の瘢痕によると考えられ、

摘出と同時に修正再建を行いました。

 

 

↓来院時

鼻先に硬い異物があると考えるだけで

苦痛になっていたそうです

 

 

↓摘出したオステオポール

 直径7㎜の球状PCL(ポリカプロラクトン)

 下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)は

 圧排され、陥凹を認めました

 

 

 

↓術前 正面

↓摘出直後

オステオポールを摘出することで

鼻尖皮膚の緊張がなくなり

鼻翼の張り出しが出現しました

 

 

 

↓術前 斜位

↓摘出直後

下外側鼻軟骨を正中で仮縫合しましたが、

鼻尖は平坦で、鼻孔上縁が挙がるだけでした

 

 

 

↓術前 側面

↓摘出直後

下外側鼻軟骨の陥凹性変形によって

鼻尖は低くなっており、

修正再建は

①単純に耳軟骨移植

②鼻中隔延長による下外側鼻軟骨の位置移動

のいずれかでした

 

この患者様は元々

すっきりした鼻先にすることと

鼻翼の張り出しを軽減することが

目的で初回の手術を受けました。

そのため修正は②の鼻中隔延長術を

選択しました。

また鼻骨部が低いため

同部位に細片耳軟骨移植も追加しました。

 

 

 

 

 

手術料金

・鼻尖部異物摘出術

  176,000円(税込)

別途術前検査料、診察料、

麻酔・薬剤料金がかかります。

**2022年4月時点の料金です

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック

 院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医

 

日本形成外科学会専門医

 

日本形成外科学会 美容外科分野指導医


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