1年半前 海外で
・シリコンプロテーゼによる隆鼻術
・鼻尖縮小術
・鼻尖部耳軟骨移植術
・鼻中隔軟骨とメッシュによる
鼻中隔延長術
を受けた患者様です。
目立った鼻になったため
シリコンプロテーゼ摘出、
鼻尖を低くすることを希望し、
来院されました。
また鼻中隔延長術に使われた
メッシュ全摘を強く望まれました。
↓来院時
前回手術から1年半経ってますが
鼻尖鼻柱の自由度はなく、
笑っても鼻尖が一点に
留まってました。
また鼻柱基部が硬く、
笑顔をつくると
上口唇が挙がりにくく、
動きに制限がありました。
手術は以下の通りです
・鼻根～鼻背部シリコン摘出術
・鼻中隔部メッシュ摘出術
・鼻中隔延長部減量術（移植された
鼻中隔軟骨は減量し、残しました）
・鼻中隔部補強術（メッシュ全摘によって
延長部が動揺し、不安定になったため
耳甲介軟骨を採取し、補強固定しました）
・鼻翼軟骨修正術
・鼻尖鼻翼境界部細片耳軟骨移植術
・鼻尖部真皮脂肪移植術
↓全摘したメッシュです
↓メッシュ 30㎜×12㎜
↓術前 横から
↓術直後
術前の話し合いで
鼻尖は自然な形態にするため
約3㎜の減量でした。
↓術前 下から
↓術直後
鼻尖の突出は軽減し、
鼻尖鼻翼境界の陥凹は改善しました。
鼻中隔軟骨の奥が採取されており、
メッシュ全摘によって
L-strut（残存した鼻中隔軟骨です）が
不安定になったため
術中判断で耳甲介軟骨で補強しました。
なお耳甲介軟骨の採取については
術前にその可能性について説明しており、
患者様の同意は
すでに得られてました。
また摘出したメッシュの
病理検査結果（顕微鏡的検査）は
以下でした。
メッシュには肉芽組織、線維組織が
融合するように観察され、
好中球、リンパ球が著しく浸潤し、
異物反応、炎症反応が見られた。
以上の所見より
メッシュに接する鼻中隔軟骨は
吸収されつつあるかもしれない
・・・・との病理医からのコメントでした。
今後鼻尖鼻柱が偏位しないか
追跡が必要です。
手術料金
・鼻根～鼻背部シリコン摘出術
110,000円（税込）
・鼻中隔部メッシュ摘出術＋鼻中隔延長部減量術
550,000円（税込）
・鼻中隔部補強術（耳甲介軟骨） 330,000円（税込）
・鼻翼軟骨修正術 330,000円（税込）
・鼻尖鼻翼境界部細片耳軟骨移植術
330,000円（税込）
・鼻尖部真皮脂肪移植術
330,000円（税込）
＊別途術前検査料、診察料、
麻酔・薬剤料金がかかります。
銀座すみれの花形成クリニック
＊日本形成外科学会 美容外科教育関連施設
院長 横山才也
日本美容外科学会（JSAPS）専門医
日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会 美容外科分野指導医
ホームページ
http://ginza-sumirenohana.com/
修正再建手術専門サテライト
https://ginzasumirenohana.wordpress.co