他院で2回鼻の手術を受けられ、

今回、鼻翼基部の陥凹を気にされ

来院されました。

 

この部位の凹みを

気にされる方は比較的多く、

ほとんどがヒアルロン酸注入で

対応できます。

 

この患者様は

ヒアルロン酸が吸収される

コストを考え、

シリコンプロテーゼを挿入することを

長くお考えになっていたようです。

 

鼻翼基部に挿入する

シリコンのことを

Paranasal silicone implant

(鼻の横に入れるシリコン・インプラント)といい、

通常は上顎骨下部の

梨状口縁(りじょうこうえん)に一致させ、

骨の上に挿入します。

 

またこのシリコンは

骨上にただ留置するのではなく、

動かないように固定が必要です。

 

↓術前 正面

↓術後10日

 

 

 

↓術前 斜め右から

↓術後10日

 

 

 

↓術前 斜め左から

↓術後10日

 

 

 

↓術前 横から

↓術後10日

 

 

シリコンの固定には

当院では

①チタンスクリュー

②吸収スクリュー

のどちらかを選択して頂いてます。

 

スクリュー固定は

患者様には費用面で

負担となり、また

『スクリューで留める!』と

予想外の+αに

驚かれる方は多いです。

 

しかし

単なるの留置では

安定性はなく、

シリコンが動いたら、

効果的な位置からずれてしまいます。

また口の中(口腔前庭・上顎の歯の上方の粘膜)で

シリコンが触れるケースも

時々見かけます。

 

梨状口縁に挿入したシリコンの

効果を持続させ、

安心した生活を送るためには

スクリュー固定が必要です。

 

 

 

 

手術料金

梨状口縁シリコンプロテーゼ挿入術 385,000円(税込)

チタンスクリュー固定料   33,000円 (税込)

*別途術前検査料、診察料、

麻酔・薬剤料金がかかります。

*料金はブログを公開した時点のものです。

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック

 *日本形成外科学会 美容外科教育関連施設
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医

 

日本形成外科学会専門医

 

日本形成外科学会 美容外科分野指導医


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