本日より、クリニック ドゥ ランジュの不妊治療説明会の動画配信が始まりました。

 

これから治療を考えている方、すでに治療を始められている方、他院で治療中の方でも、当クリニックの治療方針、方法などをご紹介しておりますので、お気軽にご視聴ください。

 


不妊治療説明会の動画配信のご視聴をご希望の方は下記の申し込みフォームにご入力のうえ送信してください。


説明会視聴に関する詳細のご案内をメールでお送りします。

 

 

 


*参加費などはございません。


*当院の患者さまでなくてもご参加いただけます。


*すでに不妊治療説明会に参加されたことのある方も再度ご視聴いただけます。

★当院の不妊治療実績などが掲載されているパンフレットをご希望の方へ郵送いたします。
 ご希望の方は、お申込みの際に住所を正確にご入力ください。

 

皆様のご視聴お待ちしております。

 

Clinique de l’Ange不妊治療説明会の動画配信につきまして

■説明会配信スケジュール◆
 令和4年8月5日(金)~8月15日(月)までの11日間 YouTubeにて配信いたします。

当院では開院当初より、不妊治療を受けている患者さまに、ご自身の受けている治療をしっかり理解して頂きたいと思い
定期的に不妊治療説明会を開催してきました。


しかしながらコロナウイルスの感染拡大に伴い、令和2年3月以降この会を開催することができなくなっていました 。

ただ、説明会でお話させて頂いている内容は不妊治療をされている方に是非とも理解していただきたい内容で、どうしてもお届けしたいと思い、今回も前回に引き続き動画配信での不妊治療説明会を開催させていただきます。

難しい言葉は使わずできるだけ分かりやすく解説しており、説明会動画配信終了後には、皆さまから高い評価をいただいております。

ご都合の良い時間に見ていただき、今後の治療の糧にしていただけたら幸いです。

Clinique de l’Ange
院長 末吉智博



不妊治療説明会の動画配信のご視聴をご希望の方は下記の申し込みフォームにご入力のうえ送信してください。


説明会視聴に関する詳細のご案内をメールでお送りします。

 

 

 


*参加費などはございません。


*当院の患者さまでなくてもご参加いただけます。


*すでに不妊治療説明会に参加されたことのある方も再度ご視聴いただけます。

★当院の不妊治療実績などが掲載されているパンフレットをご希望の方へ郵送いたします。
 ご希望の方は、お申込みの際に住所を正確にご入力ください。



申し込み後3日以内にお返事が届かない場合は再度お問い合わせください。


尚、受信制限をかけている方は、お申し込み前に必ず@c-ange.jp からのメールを受け取れるよう設定をお願いいたします。

 

会場:動画配信にて日時:令和4年8月5日(金)~8月15日(月)

胚移植前の調整について

 

 

移植の周期は、卵胞を育てて排卵させ黄体を作り、それがきちんとホルモンを出せた場合に 移植可能となります。

ですので、 質の良い卵胞が排卵しないと良い黄体ができません。

遺残卵胞が残ったままだと、良い黄体ができないので移植ができません。

すごく質の悪い卵胞が排卵すれば、移植当日のホルモン値が悪すぎて移植をキャンセルすることができますが、中途半端な卵胞が排卵してしまうと移植当日のホルモン値は問題ないため、移植ができてしまいます。

しかしながら黄体の状態は良くないので、移植後急に機能が衰えてホルモンを出さなくなってしまうことがあります。

そうすると、 せっかく着床したのにそのせいで流産してしまうこともあります。

したがって採卵する訳ではありませんが、質の良い卵胞を育てて排卵させ、質の良い黄体を作った上で移植をしないといけないのです。

事前に遺残卵胞を治療してから移植に向かう必要がありますので、ポリープの手術後や流産後で一度治療を中断された方は、再度、卵巣の調整が必要となります。

ただし、採卵ほどストイックに遺残卵胞をなくす必要はないので、調整の期間は全体的に短くなります。

せっかく凍結できた大切な胚なので、完璧な状況で移植を行い、妊娠することが大切です。

 

Clinique de l‘Ange

院長 末吉 智博

 

子宮内膜症について(その3)

 

よくホルモン剤と聞くと、副作用を心配する人がいます。

確かに容量の多いホルモン剤では、乳癌や子宮体癌、また血栓症などの発生率が上昇するという報告があります。

しかしながらLEP製剤は、自らの卵巣で産生されるホルモン量よりもかなり少ないので、逆にその発生率を下げる可能性まであるかと思います。

また、これはピルを使用している人で報告されていますが、排卵回数が少なくなるため卵巣癌の発生率も下がることが予想されます。

もう1つある心配が、毎月生理が来ない事に対する不安です。

これが最大の思い込みで、生理は毎月来なくてもいいのです。

一昔前、生理の回数は今の3分の1ぐらいでした。1度妊娠すると妊娠期間中の10ヶ月、その後の授乳期間の半年から1年は生理が止まった状態でした。合わせたら1年半から2年近く生理はありません。それでも授乳をやめれば生理は再開しまた直ぐに次の妊娠をしてしばらく生理が止まりを繰り返していました。

勿論、薬で止めるのとは全く同じではありませんから単純には比較できませんが、それぐらい来なくてもいいものであることは先人たちが証明しているのです。

ですから、薬で4ヶ月に1度しか生理が来なくなることを過度に気にする必要は無いと思います。それよりも子宮内膜症や月経困難症をコントロールして日々の生活を充実させ、将来不妊症にならないようにすることの方が大切かと思います。

残念ながらすべての方がLEP製剤を使用できるわけではありません。

また必ず120日間連続使用しなければいけない訳ではありません。2ヶ月に1回ぐらいは生理を起こしておきたい、その方が安心という方はご自分の希望で60日使用して止める事によりそのようにコントロールする事も可能です。

まずはお近くの婦人科を受診し、現状の卵巣の状態を確認してもらった上でご自分に合った使用方法を相談する事が大切です。

 

今回は直ぐに不妊治療につながるテーマではありませんでしたが、何事も予防が大切という事で書かせていただきました。

 

Clinique de l’Ange

院長 末吉 智博

 

 

ではどうすればいいのか。

これは至極簡単で、生理の回数を減らせばいいのです。内膜症は月経時に症状を引き起こし悪化させるのですから、生理が来なければいい訳です。

ただし、単純に生理を止める事は良い事ではありません。

一昔前は、GnRHという注射などを使って生理を止めていました。これは下垂体という、卵巣に卵を作りなさいと命令する場所に作用して卵を作ることをやめさせて生理を止める方法です。確かに生理は止まり、子宮内膜症の症状を押さえたり和らげたりできました。その代わりに卵巣からのホルモン、特に女性ホルモンが作られなくなるため、ホルモン欠乏症状、いわゆる更年期様の症状が出現し、そちらの症状で色々とトラブルが起こりました。ただ単純に生理を止めれば良いという訳では無いのです。

 

そこで最近注目されているのがLEP(Low dose Estrogen Progestin)製剤という薬を使った治療方法です。簡単に言うと超低用量ピルです。

ピルというのはホルモン剤で、ご存知の通り避妊に使われます。ピルを飲むと避妊できるのは、外からホルモンを補充する事により自らのホルモン産生を押さえられるからです。人間の身体に必要なホルモンの量は決まっています。本来はその量を満たすために卵巣でホルモンを作っています。この時一緒に卵が作られ排卵して妊娠にいたります。

ところが薬で外からそのホルモンを補うと、身体の方はホルモンが十分足りているのでそれ以上ホルモンを作る必要性を感じなくなり、産生をやめてしまいます。ホルモンが作られないという事はすなわち卵も作られなくなるという事で、無排卵となり妊娠しなくなる。これがピルによる避妊の作用機序です。この場合、ホルモンは十分にありますのでホルモン欠乏症状、いわゆる更年期様の症状は出現しません。

ただこれだと毎月生理が来てしまうので、子宮内膜症の治療には適しません。

そこで改良を重ねてできたのがLEP製剤となります。

薬の種類にもよりますが、最大120日間連続投与可能。すなわち生理を4ヶ月に1度に減らすことができます。しかも最低限のホルモン補充をしていますのでホルモン欠乏症状は起きません。ただし、最低限のホルモンしか入っていないので、人によってはホルモン量が足りず、卵胞が発育してしまうことも有りピルとしては使えませんので悪しからず。

あくまでも子宮内膜症の治療、および症状を軽減させるための薬です。

 

ですので、まだ暫くは妊娠を考えていない方で子宮内膜症がある方や月経困難症の症状が強い方はこういった投薬治療を行い、将来の妊娠のための準備をすることをお勧めします。

 

子宮内膜症について

 

近年の晩婚化・少子化により女性の一生涯の月経回数が増えてきています。

初経開始年齢が早くなっているのもその一因ですが、それまで生涯月経回数は160回程でしたが、近年では450回と約3倍に増えてきています。

これに伴い増加傾向にあるのが子宮内膜症です。

子宮内膜組織が卵巣や子宮筋層内、骨盤腔内に存在し、月経のたびに月経血が排泄されずに残って所見を作ります。

また超音波上所見を認めなくても腹膜上に内膜組織が存在すると、そこで月経のたびに軽度の腹膜炎が起き、骨盤内臓器の癒着が形成されます。

これによって強い月経痛などの月経困難症を引き起こし、主な不妊症の原因の1つとなります。

卵管采が腹膜に癒着したため卵子を取り込めないpick-up障害や強固な癒着で卵管閉塞も起きてきます。

さらに妊娠後も早産や前置胎盤の発生率が3倍上昇するという報告もあります。

子宮腺筋症の人は子癇前症の発生率も上昇するそうです。

なお、子宮内膜症は、妊娠することにより改善すると思われていましたが、最近の報告では、重症型は改善するが、軽度~中等度のものは改善しない。人によっては妊娠中でも悪化する事もあるという報告まであります。

ここまでメジャーな病気にも関わらずその根本原因は未だに分かっていません。いくつか説はあるものの、どれも決め手不足でこれが原因だろうと言えるものが無いのです。

ただ1つ言えるのは、若い時から生理痛の強い人はその後子宮内膜症を発症する率が高いとの事です。

ですので将来的な事も考えて、生理痛を含む月経困難症のある人は早めに手を打つことが大切です。

 

続く

2022.06.03

4月からの不妊治療の保険適用につきまして【6/3更新】

2022年4月から診療報酬の改定により不妊治療に係る項目が新設されました。

不妊治療は、これまでほとんどの診療が自費診療でしか行うことができませんでしたが、
今回の改定に伴い、当院では以下のように対応していくこととしました。

■一般不妊治療、人工授精は基本的に保険診療で行います。

ただし、超音波下卵管造影検査、子宮内視鏡、感染症のスクリーニング検査等は保険適用とならなかったため
これまで通り自費診療となります。
なお、不妊検査等助成事業(不妊検査・一般不妊治療)は4月以降も継続されますので、
自費負担の分はこちらで補填していただけます。

■体外受精・顕微授精・胚移植は、これまで通り自費診療で行います。
日本の保険制度では、保険診療と自費診療の混合診療は原則認められておりません。
特に今回の不妊治療の保険適用については一連の流れの中でも一貫性が求められております。
保険で体外受精を行う場合、生理3日目の診察から採卵まで毎回保険を使うこととされています。
3日目は保険で10日目は自費、採卵は保険、のように日が違っていても混ぜて診療することが禁止されています。
また、周期ごとの血液検査や超音波検査の回数にも制限があります。
保険内に収めるためには、あえて検査の回数を減らし、アバウトに診察していかなくてはならなくなります。

当院では事前に治療し、遺残卵胞を減らしてから体外受精に進むという、
他院では行われていない特殊な診療を行っております。
これは、きちんとした卵胞計測とホルモン値とをすり合わせて初めて可能となります。

これらの治療も含めますと、当院で体外受精を行う場合、保険ですべてをカバーすることは
難しいと判断せざるを得ません。
以上の事から、体外受精については今まで通り自費診療を継続することといたしました。


不妊治療が保険適用とはなったものの、実際に使える部分はかなり制限されてしまいます。
助成金制度が無くなる患者様には、実質的に費用負担が増えてしまう事となり申し訳ございませんが、
今まで行ってきた診療レベルを維持する上での苦渋の決断をお許しください。

当院の治療方針を信じて通院していただいている多くの患者様に天使が舞い降りてくるよう、
スタッフ一同今まで以上に努力していく所存です。
今後ともよろしくお願い致します。


Clinique de l‘Ange
院長 末吉 智博

胎児発育の順調さと黄体機能不全に対する黄体補充(Luteal support)について

 

 

胎児発育の順調さと黄体機能不全に対する黄体補充(Luteal support)は、全く別物であることをご理解ください。

 

胎児発育は胎児の問題、黄体機能不全は母体の卵巣機能の問題です。

 

胎児に問題がなければ黄体機能不全があっても順調に成長します。

 

しかしながら卵巣の機能が弱ければ、それに対して薬による補助をしないとそのせいで流産してしまいます。

 

胎児発育が順調でも、妊娠14~15週まで黄体補充が必要な方もいらっしゃいます。

 

米国では体外受精での妊娠には一律に妊娠15週ぐらいまで黄体補充をすべきと主張する先生もいます。

 

さすがにそれはやり過ぎかと思いますので、当院では5日おきにホルモン値を測定し、徐々に減薬してDrug Freeに持っていくことにしています。

 

胎児発育に関しては、妊娠6週4日、7週2日の2回の検診で順調に発育していると判断した場合、分娩予定日をお知らせして、産院の予約を取るように指導しております。

 

順天堂医院など人気の病院では、相当早く分娩予約を入れないと予約できないようで、もう少し早い週数での紹介状を希望される方もいらっしゃいますが、さすがに1回心拍が確認できただけで紹介してしまうと、紹介後に心拍の低下や消失が起きる可能性があるため、2回の検診後としております。

 

もちろん2回大丈夫であってもその後の心拍の消失が起きることも有り得ますが、どこまで大丈夫であれば確実という基準は無く、遅くなればなるほど希望の病院での分娩予約が取れなくなるリスクも考えてこのような基準を定めております。

 

新型コロナウイルスの影響で以前ほどではありませんが、相変わらず分娩制限を行っている病院もあるようです。

分娩希望の病院がある方は、予定日が分かりましたら早めに分娩予約を入れることをお勧めします。

 

Clinique de l‘Ange

院長 末吉 智博

クリニック ドゥ ランジュより

2021年移植実績について培養部よりお知らせいたします。

 

 

 

新鮮胚移植は、移植当日のホルモン値が問題なく、卵の成長スピードが当院の基準を満たしたときのみ可能となりますので、回数としては少ないですが、初期胚と胚盤胞どちらも7割を超えていて、高い妊娠率となっております。

 

融解初期胚移植は前年と有意差はなく、例年通りで十分妊娠が期待できます。

 

融解胚盤胞移植も例年通りで、約5割の妊娠率です。

 

最後に患者様のデータ

*患者平均年齢 38.2歳

*妊娠最高年齢  47歳

*妊娠最低年齢  27歳

*双胎妊娠      3例

 

卒業者数  139人 (50.4%)

 

今年度も約半数の方が天使を抱きながら当クリニックを卒業されていきました。

 

これからもさらに多くの皆様に天使をお届けできるように、スタッフ一同お手伝いさせていただきたいと思います。

 

2022年4月より不妊治療の保険適用が開始となります。

不妊治療は、これまでほとんどの診療が自費診療でしか行うことができませんでしたが、
今回の保険適用に伴い、当院では以下のように対応していくこととしました。

■一般不妊治療、人工授精は基本的に保険診療で行います。

ただし、超音波下卵管造影検査、子宮内視鏡、感染症のスクリーニング検査等は保険適用とならなかったため
これまで通り自費診療となります。
なお、不妊検査等助成事業は4月以降も継続されますので、
自費負担の分はこちらで補填していただけます。

■体外受精・顕微授精・胚移植は、これまで通り自費診療で行います。

日本の保険制度では、保険診療と自費診療の混合診療は原則認められておりません。
特に今回の不妊治療の保険適用については一連の流れの中でも一貫性が求められております。
保険で体外受精を行う場合、生理3日目の診察から採卵まで毎回保険を使うこととされています。
3日目は保険で10日目は自費、採卵は保険、のように日が違っていても混ぜて診療することが禁止されています。
また、周期ごとの血液検査や超音波検査の回数にも制限があります。
保険内に収めるためには、あえて検査の回数を減らし、アバウトに診察していかなくてはならなくなります。

当院では事前に治療し、遺残卵胞を減らしてから体外受精に進むという、
他院では行われていない特殊な診療を行っております。
これは、きちんとした卵胞計測とホルモン値とをすり合わせて初めて可能となります。

これらの治療も含めますと、当院で体外受精を行う場合、保険ですべてをカバーすることは
難しいと判断せざるを得ません。
以上の事から、体外受精については今まで通り自費診療を継続することといたしました。


不妊治療が保険適用とはなったものの、実際に使える部分はかなり制限されてしまいます。
助成金制度が無くなる患者様には、実質的に費用負担が増えてしまう事となり申し訳ございませんが、
今まで行ってきた診療レベルを維持する上での苦渋の決断をお許しください。

当院の治療方針を信じて通院していただいている多くの患者様に天使が舞い降りてくるよう、
スタッフ一同今まで以上に努力していく所存です。
今後ともよろしくお願い致します。


Clinique de l‘Ange
院長 末吉 智博