新生児の多くは黄疸があります
子宮内では黄疸の処理は母体が行うのですが、出生後は児が行うことになります。
出生直後は処理能力が低いため黄疸がでます。
特に日本人など東アジアの人種は黄疸の処理能力が低いため、他の人種に比べて新生児黄疸が目立ちます。
新生児黄疸のほとんどは生理的黄疸で治療は不要ですが、ときに治療(光療法)が必要となることがあります。
血液型不適合などの原因で非常に重篤な黄疸がでることもあります。
また、生後1か月くらいまで黄疸が続く場合は母子健康手帳にある便色のスケールを確認してください。
色が薄い場合(1~3の場合)は胆道閉鎖症などの病気で黄疸が続いている可能性がありますので、医療機関を受診しましょう