プール
プールは、公的な場所であれば、適切な塩素消毒・水質検査をしているところを選びましょう。
消毒による赤ちゃんへの影響としては、現在のところ明らかなものは確認されていないですが、大勢の方々が使用するプールでは、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎、腟トリコモナス症、手足口病などの感染症にかかる可能性があります。
温泉
温泉については、頻度は低いながらもレジオネラ感染症(肺炎などをおこす)のリスクがあります。
レジオネラ菌の検査を定期的に行なっており、結果が表記されているところを選ぶとより安心です。
また、温泉に長く浸かっていると、知らず知らずのうちにのぼせて脱水になる可能性があります。
長風呂は避け、入浴後は水分補給をしっかり行いましょう。
プールサイドや浴場では、足を滑らせて転倒することがありますので、くれぐれも注意してください。
転倒しお腹を打った場合、また、お腹は打っていなくても腰や背中など打って心配な場合は、外来受診の相談をしてください。
文責:
坪井 文菜 クリニックママ 医師
[産婦人科専門医] 古井憲司