はじめまして田中洋平です。
2007年より長野県 松本市にてクリニカ タナカ 形成外科・アンティエイジングセンターを開院しております。
このたび、ご縁があり東京美容外科 技術指導医に就任いたしました。
それを記念して東京美容外科 新宿院にてヒアルロン酸注入によるフィラー技術講習会を開催しました。
今回の技術講習会の演目は「ヒアルロン酸注入だけでハーフ顔」です。
一般に白人のお顔とアジア人のお顔は、外見の特徴に大きな違いがあります。その違いの一つに鼻の形態(高さや細さ)が挙げられます。アジア人に多いフラットなお顔立ちの方が眉間から鼻の先端にかけての鼻筋にヒアルロン酸をたくさん注入すると、お鼻が強調されすぎて、お顔のそれぞれのパーツのバランスが崩れた違和感のあるお顔になってしまいます。
アジア人の横顔は、一般にTゾーンが低く、眼球が前方にやや突出し、鼻の先端の付け根(鼻柱基部)が後方に沈み、相対的に口が前方に出て、顎は前方に突出していません。
白人はその逆で、特に鼻先端が尖って、鼻の先端の付け根も前方に突出し、口が後方に引っ込んで見えます。
この特徴をふまえて、鼻の先端の付け根の上顎の骨の上にヒアルロン酸を注入すると、鼻全体を細く高く、前方に突出させることができ、鼻先端を尖らせ、鼻の穴の形も細く長くして、白人あるいはハーフ顔に近づけられます。
同時に、鼻幅を狭め、頬と口周りのタルミも鼻の方に引っ張られ、タルミも改善できますので、とてもスッキリしたシャープなお顔にできます。
今回モニター患者様にご協力いただいて、ヒアルロン酸を注入して、自然にハーフ顔に近づけました。
40代女性の方
この方の場合、横から見た時に鼻先は高く尖っているが、鼻先の少し上あたりが低くなってしまっていてバランスが悪い為、鼻の根元、鼻根（眉間の下辺りの鼻の付け根）、鼻先の少し上あたり、顎（美人の必須条件Eラインを作る為）にヒアルロン酸を注入いたしました。
※術中写真は患者様同意の元、撮影しております。
日本人特有の鼻の特徴が解消されているのが解ると思います。
ちなみに施術時間は20分程度です。
整形というと、後ろめたさやネガティブなイメージがあると思います。
ただ、治療をすることで明るく楽しく生きていけると思われる方がいらっしゃるのであれば、お役に立てれば嬉しいです。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
【東京美容外科】
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