ニキビとは直接関係ありませんが、美容や若返り効果の高い治療として話題になっている目の下のクマや黒ずみの治療についてふれておきましょう。
目の周囲は顔の中でも皮フが薄いために、老化の症状があらわれやすい部位です。
皮フが老化してくると、目尻のカラスの足跡や上まぶたのタルミ、下まぶたのちりめんジワやタルミ、クマや黒ずみなどがあらわれます。
とくに目の下のクマは、顔全体の印象を老けさせて見せるだけでなく、不健康な印象を与えることも少なくありません。
これまで美容外科では、この目の下のタルミに対しては切開して脂肪を除去してから縫合するという外科手術による治療が行われてきましたが、最近では、シワやタルミ治療のレーザーで切開手術なしで改善することができるようになりました。
また、目の下のクマは、レーザーでタルミとともに色素沈着もきれいにすることもできます。
目の下のクマや色素沈着を消すのは手軽な治療ですが、美容や若返りの効果が高いために、今後さらに注目を集めていく治療だと考えています。
目の下のクマは、症状によって、目の下の青いクマ、目の下の黒いクマ、目の下の茶色いクマ、シワ・タルミによるクマなどに分けることができます。
こうした目の下のクマの治療には、身体への侵襲が大きく、ダウンタイムが必要な治療が一般的には行われています。
具体的には、麻酔が必要な外科的(メスや注射針を使って)切除や脱脂を行う場合や糸を使って皮膚を吊り上げる治療、物理的なピーリングで皮膚の表面を削る治療などです。
しかし、レーザー治療なら外科的なダメージはなく、青、黒、茶などの色素沈着も改善することができます。
●目の下の青いクマ
目の下に青みがかったクマが現れ、青い血管が透けて見えることもあります。
冷えや目の疲れ、ストレスなどにより血液の循環が悪くなり、目のまわりの毛細血管が血行不良になることで出てきます。
●目の下の黒いクマ
目の下の青みがかったクマが悪化し、どす黒く濃くなる症状です。
原因は、青いクマと同じく冷えや目の疲れ、ストレスですが、青いクマが悪化しているので、治療とともにこうした悪因子を取り除くことにも留意したほうがよいでしょう。
●目の下の茶色いクマ
目の下に茶色または黄色がかった茶色のクマが、ほぼ毎日出ているタイプです。
原因として、紫外線・赤外線のダメージや、長年にわたりクレンジングなどで強い刺激を与え過ぎたことによりメラニン色素の量が増えるために起こります。
皮フの代謝機能が正常に働いていると、薄い色がついた表皮は自然にはがれ落ちますが、代謝が衰えると色素沈着して濃い茶色のクマになってしまいます。
目の下のクマの治療では、シワやタルミを引き締めることと、青、黒、茶などの色を消すことが必要です。
シワやタルミの引き締めにも効果が高いブリッジ・セラピー、色素沈着にはスキンリジェネ・レーザー、アファーム・マルチプレックス、シナジー・マルチプレックスなど色と症状に最適なレーザーを組み合わせることもあります。
目の下のクマは冷えや目の疲れ、ストレスなどにより血液の循環が悪くなります。
その結果、目のまわりの毛細血管が血行不良になり、酸素含有量が減り、還元ヘモグロビンの多い血液が皮フの浅い部分を流れる血管内に滞留してしまったことで起こります。
ストレスや生理などによりホルモンのバランスが乱れ、血行不良になる場合もあります。
当院では、目の下のクマの治療に108機種の最新医療レーザーを組み合わせ、目の下のクマを改善するとともに、シワやタルミに作用して、ハリのあるお肌を蘇らせることができます。
目の下のクマは本当の年齢よりも老けた印象を相手に与えてしまいます。
今までは皮膚の切開や糸を入れる方法しかありませんでした。
また、旧来のレーザーやRF治療は肌の表皮しか届きませんでした。
当院で行う最新の120台レーザーを組み合わせた複合治療は切らずに表皮、真皮、筋膜深くまで痛くなく到達でき効果抜群となりました。
さらに、目の下のクマに効果が高いだけでなく、角質層の改善にも有効であるため、シミやタルミなどの解消にも効果が期待でき、総合的なお肌の若返り対策にもなります。
あきらめていた方も自分一人で悩まずに思い切って当院までご相談ください。