精美スキンケアクリニックのいきいきワクワク情報ブログ

 

毛穴の開きや黒ずみの医療レーザー治療についてお話します。

毛穴の開きや黒ずみは、肌の美観を大きく損ねてしまう症状です。


また、それだけではなく、毛穴の開きや黒ずみがあると化粧のりが悪くなってしまいます。

そのために毛穴の開きや黒ずみを隠そうとして、つい化粧が厚塗りになりがちになるという悩みのタネにもなります。


厚化粧をすることで、いっそう毛穴の開きや黒ずみが進行していくという悪循環に陥ることも少なくありません。

しかし、ニキビ治療を行うなかで、レーザーや光治療が毛穴の汚れを取り除き、開いた毛穴を引き締めて美しく肌き理めが細かな肌にするのに有効であることがわかってきました。

現在では、ニキビ治療だけではなく、美容目的のために、開いた毛穴の引き締めや黒ずんだ毛穴をきれいにする治療だけを希望する方も増えています。

 

毛穴の開きや黒ずみの症状は、以下のようにいくつかのタイプに分けることができます。

●オイリースキンによる毛穴の開き

額から鼻にかけてのTゾーン、頬から口の横、アゴにかけてのUゾーンは、皮脂腺の働きが活発な部位で、特に皮フ温度が上昇すると大量に皮脂が分泌されやすくなります。この毛穴の奥にある皮脂腺からの皮脂排出のために、毛穴が大きく広がって目立ってしまいます。特に、皮脂分泌が多いオイリースキンの肌質の方は、毛穴の開きに悩まされることが多くなります。

●ニキビによる毛穴の開き
皮脂の分泌が多い人(オイリースキンの人)はニキビができやすいのですが、ニキビの初期症状では毛穴が開いて、分泌された皮脂と古い角質などの汚れがたまって角栓を作ります。毛穴の開きが起こると、そこに角栓ができ、毛穴の部分に白ニキビや黒ニキビができやすくなります。

 

●たるみによる毛穴の開き
皮フは老化すると、コラーゲンやエラスチンといった弾力をつくっている組織が粗雑になり、たるんできます。この皮フが垂れ下がってくる症状が起こると、重力によって皮フ表面の毛穴も縦長(涙型)に広がってきます。

 ●イチゴ鼻
額から鼻にかけてのTゾーンにかけての毛穴に、数多い黒ニキビができる状態で、ブツブツとイチゴの種のように見えることから、イチゴ鼻と呼ばれる症状です。皮脂腺の活動が活発な十代・二十代の人によく見られる症状で、皮脂の過剰分泌や炎症、あるいは表皮が薄くなって赤みがかってみえることもあります。

 

●毛穴の黒ずみ
皮脂分泌が多いTゾーンやUゾーンでは、皮脂や古い角質などが毛穴にたまりやすくなります。
そのため毛穴が広がったり、角栓ができて酸化して黒ずんだり(黒ニキビの初期症状)します。

●毛穴の開き・黒ずみのレーザー治療
これらの毛穴の開きや毛穴の黒ずみに対しては、当院ではスーパーメッドピールという最新レーザーを導入しています。手法としては、その効果を毛穴の深部まで浸透させるため、光触媒クリームを塗りスーパーメッドピールを照射します。光触媒クリームの粒子が毛穴の奥からコラーゲンを刺激することにより毛穴が引き締まり、黒ずみが取り除かれます。1回でも効果を実感できますが、美肌を保つためには6回以上の治療が効果的です。

 

●目の下のクマ


ニキビとは直接関係ありませんが、美容や若返り効果の高い治療として話題になっている目の下のクマや黒ずみの治療についてふれておきましょう。


目の周囲は顔の中でも皮フが薄いために、老化の症状があらわれやすい部位です。皮フが老化してくると、目尻のカラスの足跡や上まぶたのタルミ、下まぶたのちりめんジワやタルミ、クマや黒ずみなどがあらわれます。

とくに目の下のクマは、顔全体の印象を老けさせて見せるだけでなく、不健康な印象を与えることも少なくありません。
 

これまで美容外科では、この目の下のタルミに対しては切開して脂肪を除去してから縫合するという外科手術による治療が行われてきましたが、最近では、シワやタルミ治療のレーザーで切開手術なしで改善することができるようになりました。

また、目の下のクマは、レーザーでタルミとともに色素沈着もきれいにすることもできます。

 

目の下のクマや色素沈着を消すのは手軽な治療ですが、美容や若返りの効果が高いために、今後さらに注目を集めていく治療だと考えています。

 

目の下のクマは、症状によって、目の下の青いクマ、目の下の黒いクマ、目の下の茶色いクマ、シワ・タルミによるクマなどに分けることができます。

こうした目の下のクマの治療には、身体への侵襲が大きく、ダウンタイムが必要な治療が一般的には行われています。

 

具体的には、麻酔が必要な外科的(メスや注射針を使って)切除や脱脂を行う場合や糸を使って皮膚を吊り上げる治療、物理的なピーリングで皮膚の表面を削る治療などです。

しかし、レーザー治療なら外科的なダメージはなく、青、黒、茶などの色素沈着も改善することができます。

 

●目の下の青いクマ
目の下に青みがかったクマが現れ、青い血管が透けて見えることもあります。
冷えや目の疲れ、ストレスなどにより血液の循環が悪くなり、目のまわりの毛細血管が血行不良になることで出てきます。

●目の下の黒いクマ
目の下の青みがかったクマが悪化し、どす黒く濃くなる症状です。
原因は、青いクマと同じく冷えや目の疲れ、ストレスですが、青いクマが悪化しているので、治療とともにこうした悪因子を取り除くことにも留意したほうがよいでしょう。

●目の下の茶色いクマ
目の下に茶色または黄色がかった茶色のクマが、ほぼ毎日出ているタイプです。

原因として、紫外線・赤外線のダメージや、長年にわたりクレンジングなどで強い刺激を与え過ぎたことによりメラニン色素の量が増えるために起こります。
皮フの代謝機能が正常に働いていると、薄い色がついた表皮は自然にはがれ落ちますが、代謝が衰えると色素沈着して濃い茶色のクマになってしまいます。

 

目の下のクマの治療では、シワやタルミを引き締めることと、青、黒、茶などの色を消すことが必要です。

シワやタルミの引き締めにも効果が高いブリッジ・セラピー、色素沈着にはスキンリジェネ・レーザー、アファーム・マルチプレックス、シナジー・マルチプレックスなど色と症状に最適なレーザーを組み合わせることもあります。

 

 

<色素沈着やデコボコ、ケロイドのニキビ跡も医療レーザーで改善できる>

ニキビで悩んでいる人の多くが、「ニキビ跡も残したくない、何とかきれいにできるものならしたい」と希望されています。

 

なかには今は治っているが、かつて思春期ニキビがひどく、ニキビ跡だけが残っている人もいるでしょう。

ニキビ跡には、大きく分けて赤や褐色の色素沈着したもの、デコボコに陥没したもの、ケロイド状に皮フが薄くなっているものなどがあります。


このどれもが、フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波による治療で改善することが期待できますが、症状が重くて残ってしまったものもそれぞれ専用レーザーで治療することが可能です。

 

色素沈着したニキビ跡は赤アザや茶アザ治療に使うレーザーで、デコボコやケロイド状のものは若返り治療用のレーザーやキズ跡や手術跡を治療するレーザーを使ってスキンテクスチャーを改善し、傷んだ皮フを再生することで肌を滑らかにしていきます。

ニキビ跡の改善にはケミカル・ピーリングを併用することもありますが、専用レーザーのほうが、よりダメージの少なく高い効果が期待できます。

 

<トータルなニキビ・ニキビ跡・毛穴治療 症状に合わせた徹底治療>

精美スキンケアクリニックのニキビ治療の特長としてあげられるのは、どんな症状のニキビにも適応した治療をできることです。

さらにニキビだけではなく、ニキビ跡や毛穴治療なども同時(ニキビ跡や毛穴治療だけも可能)に行なえることがあげられます。

「どんな症状のニキビでも」というのは、進行中の白ニキビ・黒ニキビ、炎症を起こしている赤ニキビ・黄ニキビです。


これは、皮脂の過剰分泌、毛穴の開き・汚れ、アクネ桿菌の増殖、炎症などといったニキビの原因そのものを総合的に治療することができるからです。

 

この治療の基本となるのは、これまでフォトフェイシャル・アクネスとフォトフェイシャル・ファーストのコンビネーション治療でしたが、現在では最新の「ブリッジ・セラピー」を導入し、専用レーザー、フォトフェイシャル系の光治療、他のフォトセラピーなどトータルな治療ができるので、さまざまな症状に適応することが可能なのです。


当院では、日本で一番早く導入された「ブリッジ・セラピー」と、他の光治療やレーザー治療を組み合わせる、「ブリッジ・コンビ」という独自の治療を行うようになり、塗り薬や飲み薬、ケミカル・ピーリングだけではあまり大きな治療効果は期待できないニキビ跡や毛穴治療も、画期的といってよい大きな効果が期待できるようになりました。

フォトフェイシャルやフォトフェイシャル・アクネス、あるいはシミやシワ用のレーザーしかない病院で「ニキビ治療」を掲げているところもありますが、それらと精美スキンケアクリニックの治療は全く違うのです。
 

 

前回は、フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波という治療には、皮フの深部に作用して新陳代謝を高め角栓を除去し、さらに毛穴にたまった皮脂等の汚れを排出して健康な皮膚が本来持っている機能を高めるというお話をしました。

さらには、コラーゲンやエラスチンの産出をうながし、皮フの弾力を高めてニキビができる毛穴を引き締める効果もあります。

 

フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波治療を組み合わせることで、単にニキビ治療だけではなく、皮フの若返りや美容という効果を得ることもできます。

このフォトフェイシャルアクネスにフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波を組み合わせる治療は、ケミカル・ピーリングや塗り薬治療ができない敏感肌の人でも治療可能な場合が多いので、ニキビで悩む敏感肌の人も一度カウンセリングを受けることをお勧めします。

ニキビで悩む敏感肌の方がフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の治療を受けて、敏感肌も改善されたという症例も数例あります。

 

このフォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波という基本パターンには、いくつものオプションがあります。

 なかでも、炎症性の赤ニキビや膿が出ている黄ニキビに対する治療効果が高いと患者さんから好評なのが、PDT(光線力学療法)とフォトクリアです。

 フォトクリアは、近年話題となって一般にもかなり浸透してきているPDTと似た治療法で、まず患部に海藻から抽出した天然のクロロフィルの誘導体を塗り、毛穴のなかにまで浸透させます。

 

そこにブルーライトと近赤外線を照射することで、毛穴のなかのアクネ桿菌や肥大した皮脂腺にダメージを与えてニキビの活動を抑えます。

また、フォトクリアにはコラーゲン生成を促進する効果もあるので、フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波との相乗効果で、若返りや毛穴の引き締め効果も期待することができます。

 

PDTやフォトクリアの治療は口コミでその効果が伝わっているようで、現在精美スキンケアクリニックでは、フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の基本コンビネーションを受ける方の半数以上が、PDTやフォトクリアの治療をオプションとして希望されています。

また、最近になってフォトクリア治療と似た効果の期待できる、ホームケアキットが登場しています。

 

実際にクリニックでフォトクリア治療を受けるほうが治療効果は高いのですが、手軽さを求めるならこうしたオプションをつけるのもよいでしょう。

 

<ケミカル・ピーリングはコンビネーション治療に有効>

ニキビ治療において、ケミカル・ピーリングの人気には根強いものがあります。

 

精美スキンケアクリニックでは、ケミカル・ピーリングより効果が高いフォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波やPDT、フォトクリアなどの治療がメインとなっています。

しかし、もうケミカル・ピーリングはお役ごめんかというとそういう訳でもなく、フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波とのコンビネーションで行うことがよくあります。

 とくに日焼けした肌の方は、ケミカル・ピーリングを行ってからフォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の治療を受けたほうが高い治療効果を期待できます。

これはケミカル・ピーリングによって皮フ表面や毛穴の汚れを取り除くことと日焼けによるメラニンの沈着を改善することで、フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の吸収効率が上がるためです。

精美スキンケアクリニックでケミカル・ピーリングを行う場合は、皮フへのダメージを与えないために、安全な薄い濃度の薬剤塗布からはじめ、次第に濃い薬剤に移行して治療していくので、安心して治療を受けることができます。

 

わたしは美容皮フ科の専門医として、また日本でいち早く最新のレーザー治療を取り入れて若返り治療(アンチ・エイジング)や皮フ疾患治療のための医療レーザーセンターを作ったクリニックの院長として、新たに患者さんの満足度が高いニキビ治療法を模索してきました。

それが、精美スキンケアクリニックのオリジナル治療法「トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム」なのです。

精美スキンケアクリニックのオリジナル治療法「トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム」は、医療用レーザーや光治療、光線力学療法(PDT=フォト・ダイナミック・セラピー)を中心とした治療法です

この治療法では、ニキビ治療専用のフォトフェイシャルアクネスやフォトクリア、光線力学療法という、現代の最先端医療機器の利点を最大限に活かしつつ、患者さん一人ひとりのニキビの症状や肌質、体質、生活習慣、治療目的などに配慮して、最適な治療をトータルに提供できるという利点があります。

しかも、「ータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム」では、現在発症しているニキビだけではなく、以前発症してできたニキビ跡の改善や、ニキビができにくい肌質や体質に改善する予防的治療も可能な、まさに総合的(トータル)なニキビ治療が可能となりました。

 

この「トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム」は、十五年以上前から皮フ疾患のレーザー治療に取り組み、国内ではもっとも早い段階でニキビのレーザー治療・光治療を行ってきて臨床例を重ねてきた私が、「もっとも満足度が高いニキビ治療を追及」した結果生まれてきた、現代医療の粋を集めた最高レベルのニキビ治療です。

実際の治療については、ニキビの症状や肌質、体質、患者さん自身の希望や治療目的などに応じて、さまざまな選択肢の中から「最適な治療」を選択していく「オーダーメイド治療」となります。

 

 実際の治療については、ニキビの症状や肌質、体質、患者さん自身の希望や治療目的などに応じて、さまざまな選択肢の中から「最適な治療」を選択していく「オーダーメイド治療」となります。 

 

そのため、例えば、「二か月後の結婚式までに炎症を起こして赤く腫れたようになっているニキビを目立たなくしてほしい」という希望をもつAさんと、「長年苦しんできたニキビを完全に治療し、デコボコになっているニキビ跡も目立たなくしたい」と希望するBさんとではまったく異なる治療プラグラムが組まれることになります。

 実際の治療については、カウンセリングや診察を通して最適な治療の選択となるのですが、次に読者の皆さんにイメージをつかんでもらうために、基本的なモデル治療を何パターンか紹介していきましょう。

 

ニキビには、症状の軽いものから重いものまであり、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビの順に悪化していきます。
 

実際にニキビ外来にいらっしゃる方の八割以上が、炎症性の赤ニキビや黄ニキビを発症していらっしゃいます。

こうした炎症性のニキビ治療では、まずニキビの炎症を抑えることが大事になってきます。

 

こうした炎症に対しては、フォトフェイシャルアクネスという、炎症の原因となっているアクネ桿菌の殺菌効果が高い専用治療器をメインに治療していきます。

この炎症性ニキビに効果的なフォトフェイシャルアクネスに加えて、フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波を組み合わせた治療は、ニキビ治療の基本パターンの一つとなっています。

 

フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波は、皮フの深部に熱エネルギーを与えることで新陳代謝(ターンオーバー)を活性化させ、ニキビの原因となっている毛穴をふさぐ角栓を除去し、毛穴にたまった皮脂などの汚れの排出をうながします。

また、新陳代謝(ターンオーバー)を活性化させ、健康な皮フが本来持っている機能を高めることで、皮脂の過剰分泌などを抑えることができます。

 

さらには、コラーゲンやエラスチンの産出をうながし、皮フの弾力を高めてニキビができる毛穴を引き締める効果もあります。フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波治療を組み合わせることで、単にニキビ治療だけではなく、皮フの若返りや美容という効果を得ることもできます。

 このフォトフェイシャルアクネスにフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波を組み合わせる治療は、ケミカル・ピーリングや塗り薬治療ができない敏感肌の人でも治療可能な場合が多いので、ニキビで悩む敏感肌の人も一度カウンセリングを受けることをお勧めします。

ニキビで悩む敏感肌の方がフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の治療を受けて、敏感肌も改善されたという症例も数例あります。