恐怖の二度寝で飛び起きた朝。
時計を見ると15分オーバー。
最近の趣味がガーデニングな割に
降雨確率30%に掛けて庭の花の水やりを
泣く泣く省きました。

今日も暑いわーー

昨日は特別支援学校主催の療育へ。
月に1〜2回ペースで4月から通っています。
年中、年長合わせて17人の子供達。
前回は親同士の交流も兼ねて
子供達の自己紹介がありました。
様々な障がいを抱えた子を持つ親、という共通点。
地域の学校と違い、学区域が結構広いので
住んでいる場所はバラバラぎみ。

年中クラスの半分はもともと仲のいい家族なので
私はリラックスして楽しんでますが
初回の娘のパニックは、稀にみる酷さでした…😅
一人に対して一人の先生がつくという手厚さの中
校舎に入った途端スイッチオン。

娘は区役所で受けた一歳半の歯科検診が多分トラウマになっていて
(記憶力が恐ろしくいい)
あれから役所っぽい建物が本当に苦手で
今回も厳しいかなーと思っていたけど
その想像を遥かに超えるほどの大暴れをかましてくれました。

私も担当の先生もどれだけ叩かれたか。

入校式にもひとりで出席できず
『おしょと、いくーーー(おそと、いく)』
『あいしゅ、いくーーー(アイスを買いに、いく)』
『おしゃんぽ、いくーーー(おさんぽ、いく)』
と知ってる限りの言葉を泣きながら連呼し、
児童心理士の先生、校長先生も心配して付き添ってくれる中、退室することに。

それからは大人4人引き連れて、校内を何周も散歩しながら
徐々に落ち着かせました。
ノンタンが好き、と伝えるとどこからかノンタンのパペットを持ってきてくれ
(怒って即放り投げ)
絵が上手、と伝えるとどこかから机と椅子を廊下に運んできてくれ
(最初は抵抗しましたが、最終的には自分から座って夢中でドラえもんを描いてました(笑))
とにかく落ち着かせようと先生方も必死。
校庭の風景を見たり、在校生のお友達が作った作品を見たりしながら
何とか平常心を取り戻した後は
教室に入ることはなかったけど
廊下でゆったり過ごすことができました。

絵を描きはじめたと思ったら
今度はそちらに夢中になり、
療育時間は終わったのに、今度は帰るのを嫌がる始末。
結局ドラえもん、ドラミちゃんを描き終わるまで
先生方みなさん待っていてくれ
褒められて上機嫌になった流れで
あんなに入るのを嫌がった教室へ自ら入り
お友達はみんな帰っちゃったけど
先生方と少し課題をすることができました。
『自分から教室に入る、という経験が
とっても大事なんですよ。
良かったですね、成功ですね』と心理士の先生にコソコソっと言われ
やっぱりプロは凄いな〜と感心しました。

たくさんの先生に玄関まで見送られ
サヨウナラの挨拶もきちんとできた娘。
色々すみませんでした、と私が謝ると
これでみんな◯◯ちゃんの名前が覚えられたので
良かったですね!との神対応。

なんか全体的にすごいなーと感動しながら
親子汗びっしょりになりながら
清々しい気持ちでチャリンコ飛ばして帰った初日でした。

その後の娘はといいますと
母子分離になろうが、スケジュールが変わろうが
毎回落ち着いて楽しめています。
楽しみにしているくらいです。
パニックにさえならなければ
どれもこれも娘は好きなことばかり。
パニックは娘の目も心も閉じさせてしまいますからね〜😌
私が言うのもなんですが、明るく楽しいことが大好きな
活き活きした子供らしい子供なんですよ、娘は。
目も心も閉じなければ。

特別支援学校、という響きは
なかなかなハードルだな、と思う自分がいましたが
さすが!と思うことばかりで
今となれば行動してみて良かったな、と思っています。

何事も経験。
自分で感じることが大切ですね。