・ムートン・カデ・ルージュ 2003 VS ル・カデ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2004


どちらもバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社の作品。 そう、1級のシャトー・ムートン・ロートシルトの兄弟たちです。

ムートン・カデはACボルドーで1,508円、ル・カデは Vin de Pay で1,355円・・・。
開けたてはあまり差がない感じ・・・。 でも少し時間が経つと本来の味の差がはっきり現れてきました。 ムートン・カデは落ち着いた渋みが前面に、ル・カ デは酸味が前面に出てきました。 勿論後者も甘酸っぱさがフレッシュで美味しいのですが、若々しさがともすれば安っぽい感じにも思えます。 それに比べて さすがにムートン・カデはボルドーらしい渋みに落ち着いた大人の魅力を感じます。
そんなわけで、結論、150円の差ならやはりムートン・カデの方がお買い得かな・・・?!
うむ、今回はきわめて意味のある飲み比べでした(笑)。

さて・・・・・、来月のシロクマご夫婦とのワイン会で例の(勢いで通販で買ってしまった) ル・プティ・ムートン シャトー・ムートン・ロートシルトのセカンドワイン) を持って行こうと思っています。 でも、2004年ですからまだ飲めたものじゃないかもねー。 シロクマ家にはデキャンタがあるらしいので、30分くらい待てば少しは飲めるようになるかな・・・っと思っているのですが。 これ以上冷蔵庫で腐らすくらいなら、飲んであげるのがせめてもの償い・・・っと決断しました(涙)。
それはともかく・・・、一生のうちに1級のシャトームートン飲める日は来るのでしょうかねー???
ま、その値段なりのすばらしさがホントに分かるかどうかは甚だ疑問ですけど・・・・・(苦笑)。