デイリーワインとして重宝している1000円以下の美味しいワイン、トートワーズ・クリーク
とあるワイン漫画で登場したのがきっかけで、たまたま見かけたときに買ってみたのだけど、これがまた1000円以下とは思えないグレードに驚かされます。 私は上記の 「メルロー・カベルネ」 (赤)しか飲んだことがないですが、他にも、
「シラー・ムールヴェードル」(赤)
「ピノ・ノワール」(赤)
「ソーヴィニョン・ブラン」(白)
「シャルドネ・ヴィオニエ」(白)
や、さらにロゼまであるらしい・・・。

さて、このトートワーズ・クリークですが、単にコストパフォーマンスがいいだけで気に入っているわけじゃなく、
勿論、ラベルの亀のデザインが気に入っているだけでもなく、
とても深遠な(笑)ウンチクが好きだからなのでありました・・・。

それらしいストーリーはあちこちに載っているので知っていましたが、京橋ワインのサイト
http://www.rakuten.co.jp/kbwine/450395/450402/449389/
に上手くまとめられていたので、勝手に抜粋させていただきました(笑)。

----------------------------------
●●●トートワーズ・クリーク物語
 
イギリス生まれでアメリカでレストランを経営している
メルヴィンとジャニー・マスターズ夫妻はワインが大好きで、
特にフランスが大好き。そして、数年前、彼らはプロヴァンス
地方の近くで素敵な家のついた土地を購入。メルヴィンと
ジャニーは池のほとりで談笑したり、チキンの冷製料理に、
自分たちの畑で取れたオリーヴやトマトを楽しんで過ごす
ようになりました。
 
彼らがたまたま近くでピクニックをしている時、池で泳いでいる
亀の一家を見付けました。亀の泳ぎ方が実に楽しそうで、
まるで小鳥が唄いながら飛び交っているようでした。
メルヴィンとジャニーが亀に自分たちのチキンを与えると、
亀の一家は嬉しそうに食べたそうです。そこで彼らは亀に
名前を付けようと考えたのです。
 
「彼らをリットル一家と呼びましょう。」とジャニーは提案。
「お父さんはヘクト、お母さんはミリー。」このジャニーの
思いつきから、とうとう二人はこのフランス・プロヴァンス
の地でワインづくりを始めることを思い立ったのです。
そして、トートワーズ(亀)クリークの名前が生まれました。
 
そして、ラベルにはヘクト・リットルがミリー・リットルの
グラスにワインを注いで上げている絵が描かれています。
このワインは、レ・ザムルーズという名前をつけています。
これは「恋人たち」という意味です。
メルヴィンとジャニーは夫婦ですし、亀のヘクトとミリー
も夫婦のはずです。でも、いつまでも恋人のように一緒に
グラスを傾ける・・・そんな楽しい夫婦の造ったワインです。
 
なので、もともとアメリカに輸出するためだけに造られた
ワインで、ボトルや外箱を見るとアメリカ向けと書かれた
表記。きっとこのオーナーのレストランでサーヴされる
ワインとして輸出されたんでしょうが、それを見つけた
インポーターさんが目ざとくしっかりと分けてもらって
きたワインです。
---------------------------------