今日届いたばかりのブルーレイ。
今日は皆、家事も宿題もお風呂も明日の支度も速攻で済ませて上映会!
映画館みたいに、照明をダウンライトだけにしてほんのり暗くして。
ついでにお菓子とお茶も用意して。
川口教授の講演会を聞いた後に見るとまた映画のセリフとか場面とかの深い意味までわかって、また楽しめます。
川口教授ははやぶさが地球へ帰る準備に入ったとたんエンジンが止ってしまった時、『はやぶさはもしかしたら地球に戻りたくないのかもしれない』と思ったそうです。
大気圏で燃え尽きる自分の運命を知って、それを拒否するかのようだと。
予定通りならば、はやぶさはカプセルを切り離した後はまた探査に行くはずでしたから。
期間が延びたことや様々なトラブルや故障で探査続行不可能になってしまったのです。
それを知って観ると、あぁ、本当に最後まで頑張ったんだね・・・と無機質な探査機に声をかけたくもなろうものです。
今回この映画を初めて観た父ちゃんも泣いていた。
AMIは薄暗くて気持ちよくて途中でギブアップして寝ちゃった。
余談だけどね、宇宙がテーマである川口教授の講演会、若い人の参加が少ないって。
来るのは中高年ばかりなんだそうだ。
この間の講演会でも50~代が多かった。
子連れの私達は、係りの人にから『是非最前列に!!』と言われた位だもの。
むしろ、小学生は結構いたな。
宇宙とか、科学とか一番興味がありそうな中高生が少ないそうだ。
青少年中心の講演会であっても質問も少ないらしい。
TAKUはこの間は質問する気、満々だったんだけどね。
そう言う入り口やきっかけ作りはやはり、キモは親だと私は思う。
小さな子どもが自分一人でそう言う分野に興味を持つことはなかなか出来ないもの。
私は『我が子の将来は絶対に科学者に!』とは思わない。
むしろ、宇宙開発には実にいろんな業種や人間が関わっているって事を知って欲しい。
自分の将来の夢や人生を決めるきっかけの一つになって欲しいとは思っている。
親子で共に同じ興味を持ち、色々ディスカッションするの、楽しいですよ。
子どもを頑張らせたいなら、親が頑張らないと!と思った講演会でした。