昨日、応対した50代くらいのおじさんとの話。
会社と車が津波で流されてしまった。
ケータイ番号はそのまま使いたいから名義を自分にかえて欲しい…と。
震災後のお店は激混みで、長くお待たせしてしまったのにもかかわらず、すごく腰の低いおじさんだった。
会社も車もみんな流されてね。
会社近くの高台ににげて何とか助かったけど
海があんなに黒いとは思わなかったよ。
家は無事だったけど、家のローンばっかり残ってね。
仕事もないし、首くくるようかな…
なんて思ったこともあったね。
私。うまい言葉がみつからないんだけど…
「ここから頑張りましょう!!」
って言ったら、おじさん
「うん。車ももらったしね。」
車?もらえるんですか?って聞いたら
ツイッターで『仕事探すにも車が欲しい…』って言ったら
車あげますって人がいて。
嬉しくて、すぐに取りに行きますって言ったら、相手の人が
「取りに来させるわけにはいかない。私が行きますから、待ってください」って言うから、
待ってたら本当にきてくれたんだよね。
見ず知らずの俺に。
車検証とか免許証とか、名義を変えるにも面倒がないように全て揃えてきてくれたんだよね。
その人がどこから来たのかと思ったら、
兵庫だよ。兵庫。
びっくりしてね。
(兵庫って…。阪神淡路大震災があったとこだ。)
車に乗ってこっちまで来てくれて、
帰りはバスで帰って行ったんだもん。
交通費出しますって行ったけど、受け取らずに帰って行ったんだよ。
かっこよかったよー。
だからね、その車でこれから仕事探すんだ!!
えーー。
すごい。
そんな人がこの世の中にいるのか…
胸を打たれましたね。
おじさんも言ってたけど、
車をくれた人は自分も被災者になったことがあるから、私たちの気持ちが分かるんだよね。
もう2度とあってほしくはないけど、
もしどこかで震災が起きたときには、今度は私たちが力にならなければダメですね。
なんて話をしたと思う。
ここで泣いてらんないと思いつつも目頭が熱くなった。
こんなこと、起きてほしくはなかったけど、
私もいつかは、必ず誰かのお役にたたなければいけない。
今度どこかで災害が起きたら、絶対に自分ができる精一杯のことをしたいな。
災害があったからこそ、そのための行動力も学んだ気がした。
兵庫から愛と勇気を届けてくれたアンパンマンのような貴方へ
本当に本当に
ありがとうございました!