52万円を払って買い直した「幻のマーケティング講座」。ラッセル・ブランソンが明かす、ClickFunnels誕生の秘密-良い商品を作っても売れない!?競争から抜け出すマーケティングの法則。

なぜ「より良い商品」を作っても売れないのか?ダン・ケネディが教えた、競争から抜け出すマーケティングの法則を明かします。

すでに持っている教材を、なぜ52万円も払って買い直したのか?

もし、あなたがすでに所有している教材を、もう一度52万円も払って購入するとしたら……。

それは、どれほど価値のある教材なのでしょうか?

世界的なマーケターであり、ClickFunnelsの共同創業者であるラッセル・ブランソンが、YouTubeで驚くべきエピソードを公開しました。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

彼が今回紹介したのは、伝説のマーケター、ダン・ケネディがかつて販売していた「Opportunity Concepts(オポチュニティ・コンセプト)」というマーケティング講座です。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より
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Opportunity Concepts(オポチュニティ・コンセプト)Dan Kennedy(ダン・ケネディ)

この講座は、以前1,500ドルで販売されていました。

ラッセルは2011年頃にこの講座を購入し、学んだことが自分のビジネスと人生を根本から変えたと語っています。

その後、彼はダン・ケネディの会社を数百万ドル規模の金額で買収しました。

つまり、教材の権利そのものはすでに所有していたのです。

ところが、今回のYouTube撮影にあたり、オリジナルの現物が見つからなかったため、eBayで再び購入することになりました。

その価格は、他の3つの講座を含めて約3,500ドル。

日本円に換算すると、1ドル150円として約52万5,000円です。

なぜ、それほどまでにして、この教材を手元に置きたかったのでしょうか?

その答えは、ラッセルがClickFunnelsを世界的なビジネスへと成長させる際に活用した、あるマーケティングの原則にありました。


この記事でわかること

- ラッセル・ブランソンが約52万円を払って買い直した幻のマーケティング講座とは?
ダン・ケネディの「Opportunity Concepts」が、ラッセルのビジネスと人生を変えた理由。

- なぜ「競合より良い商品」を作っても売れないのか?
多くの起業家が陥る「改善型オファー」の落とし穴と、価格競争から抜け出すための考え方。

- ダン・ケネディが教えた、売れるオファーの3つの段階
Repair(修理)、Improvement(改善)、New Opportunity(新しい機会)の違いと、それぞれの役割。

- スティーブ・ジョブズがiPodとiPhoneで実践したマーケティング戦略
既存の商品と競争するのではなく、新しいカテゴリーを生み出す「Category of One」の考え方。

- ClickFunnelsは、なぜ世界中の起業家に支持されたのか?
単なるWebサイト制作ツールではなく、「セールスファネル」という新しい機会を提示したポジショニング戦略。

- New Opportunityとバリューラダーを組み合わせる秘密
新しい機会で顧客を引きつけ、改善型・問題解決型のオファーへとつなげるビジネスモデル。

- AI時代に求められる、新しいビジネスの作り方とは?
AIアプリを作るだけで終わらず、顧客に新しい可能性を提供するためのマーケティング思考。

- Funnel Assemble Live 2026で体験できること
AIアプリ開発とセールスファネルを組み合わせ、自分自身のNew Opportunityを発見するための3日間。


ほとんどの起業家が陥る「より良い商品」という罠

あなたは、自分の商品やサービスをどのように説明していますか?

例えば、こんな言葉を使っていないでしょうか?

  • 他社よりも高性能です。

  • 競合よりも安く提供できます。

  • これまでよりも簡単に使えます。

  • 従来の商品よりも速く結果が出ます。

  • 他のサービスよりも多くの機能があります。

もちろん、これらは商品を販売するうえで重要な特徴です。

しかし、ラッセルは動画の中で、非常に興味深いことを語っています。

それは、インターネット上のビジネスの大部分が、既存の商品を改善したオファーを販売しているということです。

ラッセルは、その割合を約95%と表現しています。

ただし、これは統計調査による数字というより、彼自身のマーケティング経験に基づく見解でしょう。

ここで重要なのは、その数字ではありません。

「より良い商品」を販売しようとした瞬間、あなたは競合商品と比較される市場に入ってしまう。

ということです。

例えば、あなたがAIアプリを開発したとしましょう。

「ChatGPTより便利なAIアプリです」
「他のAIツールより簡単です」
「競合サービスより低価格です」

このように説明すると、顧客は何を考えるでしょうか?

おそらく、他の商品との比較を始めるはずです。

価格は?機能は?使いやすさは?
本当に既存の商品より優れているのか?

その結果、競争は激しくなります。

では、もし競争する必要のない、新しいカテゴリーを作ることができたらどうでしょうか?

ここに、ダン・ケネディが教えた秘密が隠されています。

ダン・ケネディが教えた、ビジネスの3つの段階

ラッセルは、ダン・ケネディの講座から学んだオファーの考え方を、3つの段階に整理しています。

第1段階:REPAIR(修理)

最初の段階は、壊れたものを修理するビジネスです。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

例えば、車が壊れたら修理する。

洗濯機が故障したら直す。

すでに存在する問題を解決し、元の状態に戻すことによって対価を受け取ります。

これは昔から存在する、非常に基本的なビジネスモデルです。

第2段階:IMPROVEMENT(改善)

次の段階は、既存の商品やサービスを改善することです。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

例えば、すでに車を所有している人に、もっと速い車を販売する。

すでにソフトウェアを使っている人に、もっと便利なソフトウェアを提供する。

ラッセルは、英語で次のような言葉を使って説明しています。

  • Better(より良い)

  • Faster(より速い)

  • Stronger(より強い)

  • Smarter(より賢い)

これらの'er'の比較表現が、Improvement Offer(改善型オファー)の特徴です。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

修理型のビジネスより高い価値を提供できる場合もありますが、常に既存の商品との比較が発生します。

第3段階:NEW OPPORTUNITY(新しい機会)

そして、3つ目が今回の動画で最も重要な考え方です。

New Opportunity。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

新しい機会を販売するということです。

ラッセルは、車を使った例で説明しています。

修理型は、壊れた車を直すこと。
改善型は、もっと良い車を販売すること。

しかし、新しい機会は違います。

「もう車で移動する必要はありません。空を飛ぶ方法を教えましょう」

というように、顧客が考えている選択肢そのものを変えてしまうのです。

つまり、競合より優れた商品を作ることではありません。

顧客に、これまで考えたこともなかった新しい可能性を見せることなのです。


スティーブ・ジョブズは、なぜiPodとiPhoneで世界を変えたのか?

ラッセルは、このNew Opportunityの代表的な事例として、スティーブ・ジョブズを紹介しています。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

iPodが登場する以前、多くの人はCDを使って音楽を聴いていました。

もしAppleが、

「従来のCDよりも多くの曲を持ち運べます」

という改善だけを強調していたら、どうなっていたでしょうか?

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

しかし、ジョブズが示したのは、単に容量の大きい音楽プレーヤーではありませんでした。

音楽を持ち歩くという、まったく新しい体験です。

そしてiPhoneも同様です。

既存の携帯電話を少し便利にするだけではなく、電話そのものの使い方を再定義しました。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

もちろん、これらの製品の成功には、技術、デザイン、流通、ブランドなど多くの要因があります。

しかし、マーケティングの観点で見ると、重要な共通点があります。

それは、

既存の商品と比較されるのではなく、新しいカテゴリーの代表になることです。

ラッセルは、これを「Category of One」という考え方で説明しています。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

競合の中で一番になることを目指すのではなく、顧客の頭の中に新しいカテゴリーを作る。

そうすれば、競争のルールそのものを変えられる可能性があります。

ClickFunnelsは、なぜ「Webサイト制作ツール」として販売されなかったのか?

ここからが、今回の動画で特に興味深い部分です。

ラッセルは、ClickFunnelsを立ち上げる際に、このNew Opportunityの考え方を活用したと語っています。

当時、すでに市場にはさまざまなマーケティングツールが存在していました。

メールマーケティングツール。
Webページ作成ツール。
CRM。
マーケティングオートメーション。

もしClickFunnelsを、

「Mailchimpより優れたメールマーケティングツール」
「Leadpagesより便利なページ作成ツール」

という形で販売していたら、どうなっていたでしょうか?

既存のツールと機能や価格で比較されていたはずです。

しかし、ラッセルが打ち出したのは違うメッセージでした。

「あなたに必要なのは、Webサイトではない。セールスファネルだ」

ClickFunnelsは、既存の機能を単純に改善したソフトウェアとしてではなく、「セールスファネルを構築する」という新しいビジネスの機会を中心に位置づけられたのです。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

もちろん、セールスファネルという概念自体をClickFunnelsが発明したわけではありません。

重要なのは、その考え方を起業家にとって魅力的で、実践可能な新しい選択肢として提示したことです。

これは、単なる製品の機能紹介ではありません。

マーケティングのポジショニングそのものを変える戦略でした。

そしてラッセルは、この考え方がClickFunnelsの成長に大きな影響を与えたと振り返っています。

ここで、AI時代の起業家に質問があります

今、世界中でAIを使ったアプリ開発が急速に身近なものになっています。

以前なら、アプリを作るためにはプログラミングの知識が必要でした。

開発者を雇い、多額の費用をかけ、何ヶ月もの時間を費やすことも珍しくありませんでした。

しかし現在では、AIを活用することで、専門的な開発経験がなくてもアプリの試作品を短時間で作れるようになってきました。

これは素晴らしい変化です。

ただし、ここで考えなければならないことがあります。

AIでアプリを作れることと、そのアプリでビジネスを作れることは、同じではありません。

例えば、あなたがAIを使って便利なアプリを作ったとしましょう。

そのアプリを、

「既存のAIアプリより便利です」

と紹介するだけなら、それはImprovement Offerです。

しかし、顧客がこれまで気づいていなかった問題を発見し、その問題を解決する新しい方法としてアプリを提示できたらどうでしょうか?

それはNew Opportunityになる可能性があります。

例えば、単なる「AI文章作成アプリ」ではなく、見込み客が自分に必要なマーケティング戦略を発見できる診断アプリとして提供する。

そして、その診断結果から最適な商品やサービスへ案内する。

こうした仕組みであれば、アプリは単なる便利なツールではなく、顧客との関係を始める入口にもなります。

大切なのは、AIを使うこと自体ではありません。

AIによって、顧客にどんな新しい可能性を提供できるのか?

という問いなのです。

ラッセルが明かした、もう一つの重要な秘密

今回の動画では、New Opportunityに加えて、もう一つ非常に重要な考え方が紹介されています。

それが、Value Ladder(バリューラダー)です。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

ラッセルは、顧客との関係を段階的に深めながら、より大きな価値を提供していくビジネスモデルを長年教えてきました。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

しかし今回、彼はこのバリューラダーと3種類のオファーの関係について、興味深い説明をしています。

実は、New Opportunity、Improvement、Repairには、それぞれ適した役割があるというのです。

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

最初に何を販売するべきなのか?

顧客との関係が深まったとき、どんなオファーを提示するべきなのか?

そして、高額なサービスを提供する段階では、何が重要になるのでしょうか?

この組み合わせを理解すると、単発の商品販売ではなく、顧客との長期的な関係を構築するビジネスモデルが見えてきます。

詳しく知りたい方は、ぜひラッセル本人の動画をご覧ください。

▶ Russell Brunson:I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.

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Russell Brunson(ラッセルブランソン)YouTube「I paid $3500 for a lost course on ELITE marketing...I’m exposing it all.」より

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2026年、私たちは新しいビジネスの機会を目撃する

ここまで読んでいただいた方に、ぜひ考えていただきたいことがあります。

それは、これからのAI時代に、私たちはどんなNew Opportunityを作れるのか、ということです。

私は、AIによってアプリ開発のハードルが下がった今こそ、ラッセル・ブランソンが長年教えてきたマーケティングの考え方が、さらに重要になると考えています。

なぜなら、アプリを作ることが簡単になればなるほど、アプリを作れるという事実だけでは差別化が難しくなるからです。

必要なのは、誰のどんな問題を解決するのかを見つけ、その解決策を届ける仕組みを作ることです。

つまり、

顧客の問題 × AIアプリ × セールスファネル

この3つをつなげることです。

そして、この考え方を実際に体験できるイベントを開催します。

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