4/28は閘門巡りに行ってきました。
閘門(こうもん)って最初は何?って感じだったのですが近くには毛馬閘門(けまこうもん)があり身近だったんですが尼崎にも閘門があるって知って今回は2カ所回ることにしました。
閘門とは大雑把に言うと水位の違う河川や運河などで水路に設けられる船などを通航させるための仕組み
まずは近所の毛馬閘門から
向かって右側にあるのが閘門です。
こちらの閘門は現在使用されており、淀川と大川(運河)に水位差があるので利用されています。
淀川の方が水位が高いのかな?サップとか監視船とかたまに通っているのを見ることがあります。
反対側はこんな感じ
手前が淀川側で奥側が大川です。
この隣に今は重要文化財に指定されている昔の閘門があります。
明治40年に作られて昭和51年まで使われていました。
淀川堤防から見た閘門
中間あたりから淀川に向かって撮りました。
反対側(大川に向かって撮っています)
次に向かうのは尼崎にある尼崎閘門(通称:尼ロック)
この存在を知ったのは現在公開されている映画の「あまろっく」です。
気になった映画だったので調べてみたところ尼崎にも閘門があると知った次第です。
今回は距離も短くポタリングという事でコースもざくっとしか決めていません。
まずは淀川左岸側を下っていきます。
いつも700Cの自転車だトキドキしながら潜る淀川大橋の下ですが今回はこの橋を渡るのでパスです。
ここから2号線を西に走ります。
大きな台風の時は閉鎖される神崎大橋
神崎川を渡り左門殿川を渡ると兵庫県(尼崎市)
左門殿川右岸側を下っていきます。
最初は良い道だなぁなんて思って走っていましたが・・・
歩道側を走らないと大型トラックが走っているので危ないです。
左、左門殿川と右 神崎川の合流地点(上流に向かって撮っています)
合流後は中島川と名前が変わります。
震災の時にこの堤防も被害を受けていたそうです。
尼崎閘門(通称:尼ロック)を海側から見ようと着いた所がコチラ
いや、まぁ何が何やらよくわかりません。
と言う事で入り口へ!!と行ってみたものの・・・
普段は公開していません。
こちら側から反対側に渡れると思っていました。(平日なら行けそうなんですが、下調べが出来ていませんでした)
と、なると何としてでも全景が見たい!!と言う事で地図で確認します。
途中で跳ね橋発見!
東高洲橋です。(現在でも稼働していて土木遺産に指定されているようですね)
信号機が付いているんですね。
稼働しているところが見てみたいなぁ・・・
R43号線に向かっていると
海抜が-0.6mって・・・尼崎の南側は海抜0m地区だと言うことはなんとなく知っていましたが、まさかマイナス表示があるとは思っていませんでした。
そしてようやく尼ロックの正面に来る事が出来ました。
たまたまですが、船が出てきました。
尼ロックの西側は公園になっているようで、そちら側よりすぐ近くまでアクセス出来るようなので向かいます。
公園は自転車道にもなっているようです。
年期の入った看板ですが・・・
スペックですね。
竣工は平成14年(2002年)なので大昔と言うほどでは無いですが、全く知りませんでした。
ちょうど、船が大阪湾に出て行くところに出くわしました。
関門の上が渡れるように回転式の歩道があります。
運河側(尼崎側)から見たゲート
水閘から見たゲート
海側から見たゲート
阪神高速湾岸線ですが湾岸線を走ってても尼ロックは見えないでしょうね。
本日の相棒はアラヤ マイクロスワローです。
短い距離のツーリングやポタリングにはもってこいですね。
公園にあった看板を見ていると阪神電鉄 阪神尼崎駅までサイクリングロードがあるようです。
帰りは2号線を走る予定なのでこのまま走ってみましょう。
走っていると防潮堤の説明看板を発見。
海抜0m地帯がこんなに広いとは知りませんでした。
ほんと、この歳になっても知らないことが多いです。(^_^;
このサイクルロード・・・ちょっとばかし走りにくいです。
16インチの小径と言うことを差し引いてももう少し整備して欲しいなぁ・・・
26インチでエアボリュームのあるタイヤなら良いでしょうけど、ロードとかだとストレスになりそうです。
いろいろ凝っていて愉しめるのですが路面がねぇ・・・
この橋を渡ると少し走りやすくなりました。
全行程としては50km弱でしたが、紆余峡摂しながらのポタリングは楽しかったです。
今度は大阪の土木遺産でも調べて走ってみようかしら。
本日のコースはコチラです。
休日、尼ロックを見学行かれるのなら西側からのアプローチが良いですね。