「ジェサベル」
2014年公開のホラー映画。
日本では2015年公開。
- ジェサベル *セルBD [Blu-ray]/セーラ・スヌーク,マーク・ウェバー,デヴィッド・アンドリュース
- ¥5,076
- Amazon.co.jp
【あらすじ】
事故で夫とお腹の中の赤ちゃんを失ったジェシー。
車いす生活を余儀なくされ、実家で父親と暮らすことに。
実家で亡き母の部屋で暮らし始めたジェシーは、自分のために母が残したビデオメッセージを見つける。
母の愛情あふれるメッセージに喜び、懐かしむジェシー。
しかしそれを知った父は、「こんなものを見るな!」と激怒してビデオテープを破壊してしまう。
父の怒りに戸惑うジェシーだったが、その後も父に隠れて母のビデオを見ていた。
母はビデオの中で、知人から教えてもらったというタロットカードでジェシーの未来を占ってくれていた。
その結果はあまり当たっていなかったが、ジェシーは母の想いを微笑ましく思う。
しかし徐々に母の占いの結果が不吉なものになっていく。
それと同じくして、ジェシーの身の回りに不気味な事が起こり始める。
自分の身になにが起こっているのか。
ジェシーは母の事や過去を調べ始めるのだったが、そこには恐ろしい事実が隠されていた。
評価:60点
理不尽

その一言に尽きます。
ここからネタバレあり![]()
テンポがよく、派手ではないけどジメっとしたダークな世界に引き込まれました。
事故で夫とお腹の子を亡くし、自分も車いす生活になってしまったうえに、不気味な事に次々襲われるジェシー。
最初はあんまり美人じゃないし、意図的じゃないとはいえ既婚者の元彼に頼ってしまう姿にあまり好感を持てなかった主人公ですが、「この子はまったく悪くねーだろ」という結末に同情してしまった。
ジェシーの母親は黒人の占い師と浮気をし、その男の子を身ごもってしまう。
しかも産んじゃって、肌の色が違うので夫にバレてしまう。
激怒した夫(ジェシーの父親)はその赤ちゃんを殺してしまい、さらに浮気相手の男性も焼き殺してしまいます。
そしてジェシーを夫婦の子として養子として迎えました。
愛する人とわが子を殺されてしまった母は、その怒りの矛先をジェシーに向けます。
その呪いの結果が、ジェシーに悲劇をもたらしていた、と。
確かにわが子を殺されたことは悲劇です。恋人が殺されてしまったことも。
しかしそれは自分たちの責任でもあるでしょー。
自分が浮気をして、さらに妊娠ってどうなの?!ちゃんと避妊しなさいよー!
産むなら離婚すればよかったのに。
ま、気性の荒そうな旦那さんなので、離婚も難しかったのかもしれませんが。
それでも何も知らない養子のジェシーに呪いをかけるなんて!
ジェシーが母親の部屋で見つけたビデオメッセージは、本当の娘(もう一人のジェサベル)に向けたものでした。
それを自分に向けたメッセージだと思って、喜んで見ていたジェシーが不憫すぎる。
母親の愛は時に凶器になっちゃうんですね。
けど母親としては最悪。
「MAMA」のあの得体のしれない母親のほうが、何十倍も素晴らしい母親だと思う。
ラスト、ジェシーはジェサベルに体を乗っ取られてしまいます。
理不尽な運命に振り回されてしまった2人のジェサベル。
やはりこの作品の母親は、最悪だと思うんです。
今作品の監督は「ソウ6」、「ソウ・ザ・ファイナル3D」の監督ケビン・グルタート
プロデューサーは「パラノーマル・アクティビティ」シリーズや、「インシディアス」を手掛けたジェイソン・ブラム。ホラーのスペシャリスト
ジェシーを演じたサラ・スヌークは、イーサン・ホーク主演の「プリデスティネーション」にも出てるみたいですね。見てみよう。
あまり美人ではないけど、そこが親しみやすい女優さんです