幕が上がるとき | くればのブログ

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上越市を中心に活動する SingerSongWriter 中村賢一

ステージを照らす照明は
最小限の明かりで暗幕を照らしている。
幕が開くまで、どれだけのお客さんがそこにいるのかわからない。
この
ドキドキ感に潰されたら自分に負けてしまう。
 
笑い声や
ザワザワとした声が幕を通して聞こえてくる。
 
 
シールドの片方をスタッフの方に渡す。
 
マイクの位置はOK!
 
スタンバイが完了したことを伝えると
暗幕が開く
 
眩しいほどの照明が一気に点灯し
そのこぼれた明かりが観客席を照らすと
どれだけの人がそこに来てくれたのかがわかる。
 
あ、たくさんの人がいる!!
 
脳を覚醒させて
頭から足先まで、一気にエネルギーを送り込む。
 
お客さんの反応を見ながら
今日のテーマを決める。
MCも、それに合わせて一色にする。
 
 


ひとりでステージに立つようになって
もう20年以上経つ。
こんなに長く続けていることを
20年前、想像もしていなかった。
 
うれしいな
こうやって続けられていることと
こうやって
いつも声を掛けて頂けること。
 
いつまで続けていられるのかな?
そうだな・・
そんなこと考えるのはやめよう。
 
いつもありがとう