CRAZY LITTLE THINGS CALLED LIVE 3
2018/5/26(土) at 上越EARTH
大盛況のまま、終了しました。
写真を一部UPしまーす。

たくさんのお客さんに感謝です!!
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≪ ひとの優しさに触れると幸せになる ≫
空は青いのに、
やけに湿気を含んだ空気は重く、暑く感じる。
雨上がり、
昼下がりでのできごとである。
いつもの契約農家から玄米を買って、
車に積もうとしていた時のこと
買える最小単位が30Kg
さすがに重い。
倉庫と同じ高さの荷台のある車なら
横付けして、そのまま詰めるのだが
そうでないと、
階段を下りて車まで運ばなくてはならない。
さすがに担いで20m歩くのは酷なので、
最近は台車に載せて運ぶ。
同じ30Kgの人間を
抱えたり背負ったりして移動するのは簡単だが
意思を持たない手も足もない米袋は、本当に重い。
おれは腰が強くないから
準備運動無しで、いきなり持ち上げるのは腰に悪い。
台車に載せて移動するのも結構な重量感である。
適当に放置された台車である。
経年劣化で摩耗した車輪は、真円ではない。
だから
押しても、まずまっすぐには動かない。
平らなところはいいが、階段が大変なのだ。
小さな車輪を一段づつ降ろしていくのだが、
『ガタン』と、タイヤを落とした時、
平行を保つことが難しい台車の上では
バランスが崩れ、米が振動でズレ動く。
一段降りる度にヒヤッとする。
その日、
階段の中腹にさしかかったとき、事件が起きた。
2つの車輪を同時に落とさなければいけないのだが
暑くてイライラしていたおれは
早く済ませようと焦っていた。
右側の片輪を先に落ちしてしまったのである。
落ちた瞬間に
30Kgの重みが、
傾斜のある方向に滑りはじめた。
『ヤバイ!!』
台車の取手を握り締めた手から、
滑り落ちてきた米袋までは距離があり
手を伸ばしても間に合いそうもない。
おれの頭の中では
滑り落ち、
階段のエッジで破れた袋から流れ出る米の映像をイメージしていた。
以前、ワンボックスカーの中で米袋を下そうとして
ちょっとした段差にひっかけて穴があき、
車の中に米をぶちまけたことがある。
被害を最小限にするためには、
落ちて、破れた時間から、
なるべく早いタイミングで空いた口を上に向ける必要がある。
台車の取手から両手を離して次の行動にでようと思った時
予期していなかったことが起きた。
青いTシャツ姿が目に飛び込んできたのである。
そのTシャツから伸びた太い腕が、
落ちかけた米袋を抱きかかえたのだ。
その、たくましい腕の持ち主は
佐川急便の従業員さんだった。
『大丈夫でしたか?』と、
その30Kgの米袋を、ひょいっと肩にのせながら言った。
正義の味方が現れた瞬間である。
おれは慌てて台車を平らなところまで運んだ。
佐川急便従業員のその青年は、
軽々と米袋を担いで階段を降りてくると
無言で台車の上に置いてくれた。
『ありがとうございます!』
『助かりました!』
早くも次の仕事に向かって移動していく大きな背中に向かってお礼を言うと
まっすぐに振り向いて ぺこり とお辞儀して
足早に去っていった。
感動した。
マジ、感動した!
カッコ良すぎである!
おっさんひとり助けても
何のメリットも無いのに・・
時間にして 数十秒間のできごとである。
何だか、込み上げてくる熱い感動がある
幸せな気持ちでいっぱいになった。
自分の責任を、他人に転換するクソどもが
ニュースで話題になっている昨今である。
身近には、
腰痛で荷物を載せていたおれの姿を発見してしまい、
柱の陰に隠れた上司もいる。(見えてんだよ・・まったく)
“ゴミが落ちているじゃねーか!” と、ゴミを指差し、従業員を罵倒し
それを拾わずに去っていった上司もいる。
たばこの灰を床に落としながら、5Sを唱えるやつもいた。
そんなクソやろうを観てきた。
かわい娘ちゃんを
下心を露にして助けるスケベやろうの方が一億倍立派だわ!!!
人間の優しさに触れると幸せになるんだな・・
おれも優しくならなければ、
って
心からそう思う。
やさしい行動は 連鎖するんだな・・
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。






