『ひとりプチ旅行』 燕温泉編 | くればのブログ

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上越市を中心に活動する SingerSongWriter 中村賢一

この匂いがたまらなく好きなのだ








温泉は全国、どこにでもあるが、

ここ燕温泉は、おれの中ではNo.1なのである!!


ここに訪れたのは今回で5回目くらいなのだが、

今回はいつもと違う素敵なプチ旅行になったのだ。




 
きっかけは、妙高市から地域企業に先着40名の枠で頂いた

格安宿泊チケットだった。
 
仕事で上田まで遠出した帰りに、

そのチケットで

ここ燕温泉の宿に泊まったのである。
 




湯の花のお湯・鼻腔に潤いを与えてくれる蒸気・・ 

なんとも良い!


初めて泊まったこの宿の夕食

これが

生涯忘れられないほど素敵なテイストだったのだ

 
驚いた。

過去2回ほどだが、温泉だけいただいたことはあったこのホテル。


こんなに料理が美味しいとは、正直、思わなかった。

( 見た目と味は違うんだな。。)














部屋に運ばれる料理を ひとり でひたすら

食した。

 
ミスター味っ子ワールドだったら

おれのバックカラーが光っていたに違いない。

 

 
完食した。

お給仕さんが、次々と運んでくる料理・・


夢中になって食べまくった。

 
美味いものを食べている時は、

いつも幸せを感じる。


気づいたらソファーに横になって夜風あたっていた。

 
気持ちが良かった・・


いつも温泉宿に泊まると、

下着を着けずに浴衣一枚だけ羽織るのだ。

このスタイルが一番好きなのである。

館内もこの格好でぶらぶらする。
 

( たまに浴衣からおイモが顔を出ているかもしれないな・・ )

 

ソファーで

股全開で 横になっていた。

幸せとはこのことだ・・

 
知らない間にウトウトと・寝てしまった。

 
どこからともなく聞こえる物音で目が覚めた。

「あ!!、、やべ〜」

視界の向こう側に、布団をひいている人の姿が見えた(汗)

 
股をフルオープンにしている先2m程のところに誰かいるのだ

(おれより先に、ムスコはあいさつ済ってわけか・・)


とっさに 座り直したあせる





 
それはともかく 6,950円 のチケットで得られる満足じゃあない

大満足でその後、本日2度目の温泉に向かった。


 




このホテルの温泉は2階にあるのだ。

ピリピリする内湯に浸かると何とも幸せ!

 
あったまっては全開の窓のきわで涼をとる行為を繰り返した。

窓の下には駐車場がある。 向こう側からは丸見えだろうな

まあ、おれの全身までは見えないだろう。。

そう思っていた。








外は静かな闇である。

しばらくすると、直線に光る2本の線が向かってきた。


一台の乗用車が駐車場に入ってきたのである。

 
クルマから一組のカップルが出てきた。
 
網と虫カゴを持っている。

どうも、昆虫を見つけている様子だ

 
「おれのサナギは採らないでくれよ」

と、思いながら

そそくさとまた浴槽に入った。

 


その時、

さっきまで温泉に浸かっていた、おっさんが

むくっ と風呂から出て、驚きの行動に出たのだ!!

 
なんと

2階の窓から外に出て行ったのである。

 
窓の向こうを空中散歩しているように見える。


あれ??

良く見ると、窓の外には40cmくらいの雨樋用の屋根があった。

雪国の屋根は頑丈に出来ている。


おっさんは、そこを伝って窓の外を歩いているのである。

一つ間違えたら落下する


2m程、歩いておっさんは立ち止まり

外の闇に向かって両手をあげた。

UFOでも呼ぶか!!?

 
窓の向こう側で股を開き。

大の字になって、じっとしている・・



・・

涼をとっていただけだった。

 
「ちっ」 思わず舌打ちをしてしまった。

  (何を期待していたんだ・・おれ)

 
しかし・・おっさん、あの格好のまま、よく疲れないな・・

と、思っていたら

おれの視界に、巨大なマスカットが飛び込んできたのである。

「重力には逆らえない」

そう、主張するように堂々とした立派なものを股間にぶら下げている、

 
 
負けた!!!

完全な敗北である。

 
どうしたら逆転できるんだ!!!

 
握りこぶしに力が入っていた。

あせってる おれがいる。

 
あせるな・あせるな・・

勝機はどこにある!!

 
そうだ!!

 
おれの脳裏に、ターちゃんが浮かんだ。

 
やつに勝つためには、

フクロを広げてムササビの如くここから飛び立つしかない!!

 
 
しかし・・・

UFOを呼ぶ、マスカットおじさんの横を

大きなムササビが空中遊泳していたら

 
下にいる昆虫採集カップルはどう思うのだろう・・・