ブランディングでわかってきたこと 2 | Cleat からのメッセージ

ブランディングでわかってきたこと 2

戦後60年も過ぎますと、日本企業のうち50周年を迎える企業も少なくありません。戦前からある企業なら100年を超えるところだってあります。そういった会社の多くは「わが社には歴史がある」と、当然思っています

ただ、だからと言ってブランドをプレミアム化できるかといえば大間違いです。ワインだって、ただ古くなれば価値があがるってもんじゃあありません。それが前回書いた、「美しい歴史」というものとの違いです

「美しい歴史」は「語る価値のある歴史」と言いかえることができます。平たく言えば、ただ成長を目指してきたとか、雇用を守ってきたとか、お金を稼いできたとか会社でいえば「あったりまえじゃん」と言われること以外に行ってきた「こだわり」の歴史が必要なのです

そして、そのコダワリがいったい誰に愛されてきたのかも重要です。 市井の皆さんに愛されることが重要であることはごもっともなのですが、 それでは人にこのブランドを物語として伝えられないのです。

もうお分かりでしょう。 結局話しのネタになる歴史じゃなければダメだということです。 常に話しのネタを提供できる活動を続ければ、それは様々な武勇伝や、時にたいへんなトラブルを巻き起こすこともあるでしょう。 ただ、そこに一貫したコダワリを見て取れれば、 そこにロイヤルティーを見出すファンが生まれます。

つまり「語るに値する歴史」を持ち続けてきたブランドとは、「語るに値する活動」を続けているブランドであるわけです。 そんなことで、一流というブランドは歴史があるところは前者を、 最近生まれたものは後者を選ぶわけですね。

さてさて、僕と言えば 「夏休みの語るに値する活動」をこれから模索するところであります