私的ブランド論を読んで | Cleat からのメッセージ

私的ブランド論を読んで

秦 郷次郎さん(ルイヴィトン日本法人社長を創業以来務めていらっしゃる方)が書かれた本が、文庫になっていました。 再度購入し読んでみると改めてその良さを感じました。

主にアメリカの学者やブランドコンサルタントが書いているブランド関連書籍は「ブランドコアバリューを決めて、一貫してそれをステークホルダーに伝えれば、強いブランドが作れる」という感じのことを書いています。これは見方によれば、誰でもまじめにお金と時間をつかえば、強いブランドを作っているといっているようにも感じます。(こんな方にはブランドを作れませんと書いてある書籍はこうしたブランディングガイド本20冊中一冊もありませんでした。カプフェレ教授だけは、ちょっとちがうニュアンスでこの現象に意を唱えてました。 ダグラス・B・ホルト著のブランドが神話になる日は、かなりこの点を辛辣についてました)


反して当書を読むと、やっぱり経営者、トップマネジメントのセンスは不可欠であることを感じえません。
クリエイターや私のようなコンサルタントをどれだけ使いこなせるかも、経営者の力量次第。
 だってこんなやり方で強いブランドが作れるのなら、金のある企業は必ずスーパーブランドになってるはずですよね。 ところが実情はまったく逆。 マイクロソフトよりアップルのがかっこいいですもん