109とラルフローレン
とある知人から聞いた話。
イタリアのいわゆる有識者と言われる人たちは、ラルフローレンがお好きでないらしい。 いかにもアメリカ人が好む、フェイクファッションなのだという。
この話がどれほど一般的な意見なのかはわからない。実際のところモンテナポレオーネにあるラルフローレンミラノ店では、いかにも金持ちそうなミラノマダムが、たくさんお買い物をしておられた。若い人たちも店内には多い。 ビジネスが果たしてプラスなのかはわからないけれど、けっして活気のない店ではない
とはいえ、「イタリアの有識者はラルフローレンガ嫌い」という言葉は、なんとなく真実味がある。あくまでも推測に過ぎないが、おそらくはフランスの有識者もイギリスの有識者も同じではないだろうか? ディズニーランドの国からきたこのブランドを、 現代ファッションの中核であるヨーロッパが、快く思うわけがない。
ラルフローレンは、ほぼ単一とも思えるブランドで年間約1兆円以上を売り上げる、大成功したブランドのひとつである。 これは40以上ものブランドからなるLVMHと比肩する。 GAPやZARAといったマス向けブランドと比べても見劣りしない売り上げながら、 客単価は比べ物にならないほどラルフローレンの方が高いのだから、投資前利益はけっこうなものであると推測できる。 こんなあたりも欧州有識者は面白くないかもしれない
これまで僕はこのブログでラルフローレンに大きな賛辞を送ってきた。それは、欧州グランメゾンが作り上げてきた世界とはまったく異なる「アミューズメントファッション」ともいうべき世界を表参道店で作りあげたからだと説明してきた。そして、その原点(なのかわからないけれど) を先日久しぶりに訪れた109に見ることができた
SLY、エゴイスト、その後マウジーといったブランドへとつながるこのファッションビルはまさにアミューズメントファッションビルと呼ぶのがふさわしい。 ついには有名デザイナーにまで上りつめてしまった山本容子といった、カリスマ店員を生み出したのもこの場所である。 カリスマ店員はディズニーランドでいうところの「キャスト」である。 今でも多くのかわいい女の子が売り子をつとめている。
(以下次号)
イタリアのいわゆる有識者と言われる人たちは、ラルフローレンがお好きでないらしい。 いかにもアメリカ人が好む、フェイクファッションなのだという。
この話がどれほど一般的な意見なのかはわからない。実際のところモンテナポレオーネにあるラルフローレンミラノ店では、いかにも金持ちそうなミラノマダムが、たくさんお買い物をしておられた。若い人たちも店内には多い。 ビジネスが果たしてプラスなのかはわからないけれど、けっして活気のない店ではない
とはいえ、「イタリアの有識者はラルフローレンガ嫌い」という言葉は、なんとなく真実味がある。あくまでも推測に過ぎないが、おそらくはフランスの有識者もイギリスの有識者も同じではないだろうか? ディズニーランドの国からきたこのブランドを、 現代ファッションの中核であるヨーロッパが、快く思うわけがない。
ラルフローレンは、ほぼ単一とも思えるブランドで年間約1兆円以上を売り上げる、大成功したブランドのひとつである。 これは40以上ものブランドからなるLVMHと比肩する。 GAPやZARAといったマス向けブランドと比べても見劣りしない売り上げながら、 客単価は比べ物にならないほどラルフローレンの方が高いのだから、投資前利益はけっこうなものであると推測できる。 こんなあたりも欧州有識者は面白くないかもしれない
これまで僕はこのブログでラルフローレンに大きな賛辞を送ってきた。それは、欧州グランメゾンが作り上げてきた世界とはまったく異なる「アミューズメントファッション」ともいうべき世界を表参道店で作りあげたからだと説明してきた。そして、その原点(なのかわからないけれど) を先日久しぶりに訪れた109に見ることができた
SLY、エゴイスト、その後マウジーといったブランドへとつながるこのファッションビルはまさにアミューズメントファッションビルと呼ぶのがふさわしい。 ついには有名デザイナーにまで上りつめてしまった山本容子といった、カリスマ店員を生み出したのもこの場所である。 カリスマ店員はディズニーランドでいうところの「キャスト」である。 今でも多くのかわいい女の子が売り子をつとめている。
(以下次号)