いくつ持っているか?2
こうした会社版自分探しを行うのは、ゴーン改革前の日産や、フォードに買われる前のマツダ、あるいは近年の松下のように、一時的に自分を見失ってしまった会社が建て直し行う時には重要なプロセスである。
しかしながら、売上好調! 勝って兜の緒を締めるタイプの会社で、しかも操業100周年成って言う会社は、自らのコアバリューを言葉で表すのは大変困難であると僕は思う。 例えそれが正しく言い表した言葉であったとしても、きっと物足りなさを感じることだろう。 この競争が激しい社会において雇用を守り、配当を維持する会社を一言で表せるようなことはおそらく、無い。
では、こうした会社が自らのブランドイメージをより良くし、できることなら第三の段階「愛着」にまでたどり着くためには何をすればよいのだろう?
簡単な道のりではないが私はそのブランドが、一年間に、いくつ人の心を動かすようなことをできたか?が重要なのだと思う。
例えば、トヨタというブランドのイメージを直に動かそうとするのは実に困難である。長い時間かけて作られた大衆イメージを、ブランドマーケティングによって変化させるのは並大抵ではない。
ただ、ディカプリオがプリウスに乗って、オスカーのレッドカーペットにアクセスした光景を見たとき、人の心はTOYOTAというブランドを認識しながらも、ついぞ動いてしまう。 その後何人ものハリウッドセレブリティーがプリウスの価値観を受け入れている話しをすると、もう一点入る。
日産のデザイン担当常務役員の中村さんが、競合会社であるプリウスのデザインを評価しているのを聞くと「ああ、そうなのか」とまた心が動く。
トヨタはプリウス一つで、一人の人間の心を何度も動かす。そうしているうちに漠然とした僕の中のトヨタ像が良いイメージに動き始める。 これはトヨタというブランド自体がDrive your dreamsなんていうタグラインをつけて、毎度テレビCFを流すよりはるかにトヨタブランドを「愛着」のステージに引き寄せてゆく
(以下次号)
しかしながら、売上好調! 勝って兜の緒を締めるタイプの会社で、しかも操業100周年成って言う会社は、自らのコアバリューを言葉で表すのは大変困難であると僕は思う。 例えそれが正しく言い表した言葉であったとしても、きっと物足りなさを感じることだろう。 この競争が激しい社会において雇用を守り、配当を維持する会社を一言で表せるようなことはおそらく、無い。
では、こうした会社が自らのブランドイメージをより良くし、できることなら第三の段階「愛着」にまでたどり着くためには何をすればよいのだろう?
簡単な道のりではないが私はそのブランドが、一年間に、いくつ人の心を動かすようなことをできたか?が重要なのだと思う。
例えば、トヨタというブランドのイメージを直に動かそうとするのは実に困難である。長い時間かけて作られた大衆イメージを、ブランドマーケティングによって変化させるのは並大抵ではない。
ただ、ディカプリオがプリウスに乗って、オスカーのレッドカーペットにアクセスした光景を見たとき、人の心はTOYOTAというブランドを認識しながらも、ついぞ動いてしまう。 その後何人ものハリウッドセレブリティーがプリウスの価値観を受け入れている話しをすると、もう一点入る。
日産のデザイン担当常務役員の中村さんが、競合会社であるプリウスのデザインを評価しているのを聞くと「ああ、そうなのか」とまた心が動く。
トヨタはプリウス一つで、一人の人間の心を何度も動かす。そうしているうちに漠然とした僕の中のトヨタ像が良いイメージに動き始める。 これはトヨタというブランド自体がDrive your dreamsなんていうタグラインをつけて、毎度テレビCFを流すよりはるかにトヨタブランドを「愛着」のステージに引き寄せてゆく
(以下次号)