いくつ持っているか?
以前「好きになってもらうこと」というタイトルのブログで以下のように書いた
「今日ブランドコンサルティングを頼むような企業は多くの場合、第二段階(信頼・期待を裏切らないこと)レベルにまでは達成している。 つまり第三の段階(愛着:思い入れがあり、自己表現にさえなる)レベルに挑まなければならないステージにいる。
しかしながらブランディングの作業に入ると彼らは、どうも真面目な対応をするばかりで、魅力的なことに対して消極的な対応となる」
この話をもう少し掘り下げたい。
ブランド強化活動は、競争力の源泉となっている構造的強さ、いわゆる「コンピタンシー」が何から来ているのかを顕在化させ、それをベースとした企業アイデンティティーを核にブランドマーケティングを行うのがセオリーとなっている。海外事情は詳しくないが、日本のブランディング活動は80年代後半にあったCIブーム以来、今も変わらずこの作業にものすごく多くのエネルギーを注ぐ。
僕はこれを「企業版自分探し」と呼んでいる。ブランドコンサルタントは異口同音にして、この作業が実に大変だという。とにかく企業内で色々な部門長が「我こそ、その強さの源泉なり!」と思っているのだから、「それを一つにしましょう!」なんていう活動に対しては、当然のごとく敏感に反応してしまう。
製造部門だったら「品質」や「信頼性」こそ最重要だと思っているし、営業部門なら「顧客第一主義」こそ我が社の強さという。開発部門は「イノベーション」こそ重要と言い(日本企業は特にイノベーション好きらしい)デザイン部門は「独自性あるデザイン」を主張する。
結果「我々は、顧客の求める価値に対し、独自な技術とデザインをもって挑み、それを高品質な商品へとすることで、人類の豊かな生活実現に貢献します」などという、全てが組み込まれた実につまらない言葉へと編集される。
大変失礼だが、小学校の教室に貼られている「やさしい子。元気な子。考える子」なんていうポスター並の出来である。これでは何の魅力もない会社にしか映らない。
(以下次号・・・・・・・)
「今日ブランドコンサルティングを頼むような企業は多くの場合、第二段階(信頼・期待を裏切らないこと)レベルにまでは達成している。 つまり第三の段階(愛着:思い入れがあり、自己表現にさえなる)レベルに挑まなければならないステージにいる。
しかしながらブランディングの作業に入ると彼らは、どうも真面目な対応をするばかりで、魅力的なことに対して消極的な対応となる」
この話をもう少し掘り下げたい。
ブランド強化活動は、競争力の源泉となっている構造的強さ、いわゆる「コンピタンシー」が何から来ているのかを顕在化させ、それをベースとした企業アイデンティティーを核にブランドマーケティングを行うのがセオリーとなっている。海外事情は詳しくないが、日本のブランディング活動は80年代後半にあったCIブーム以来、今も変わらずこの作業にものすごく多くのエネルギーを注ぐ。
僕はこれを「企業版自分探し」と呼んでいる。ブランドコンサルタントは異口同音にして、この作業が実に大変だという。とにかく企業内で色々な部門長が「我こそ、その強さの源泉なり!」と思っているのだから、「それを一つにしましょう!」なんていう活動に対しては、当然のごとく敏感に反応してしまう。
製造部門だったら「品質」や「信頼性」こそ最重要だと思っているし、営業部門なら「顧客第一主義」こそ我が社の強さという。開発部門は「イノベーション」こそ重要と言い(日本企業は特にイノベーション好きらしい)デザイン部門は「独自性あるデザイン」を主張する。
結果「我々は、顧客の求める価値に対し、独自な技術とデザインをもって挑み、それを高品質な商品へとすることで、人類の豊かな生活実現に貢献します」などという、全てが組み込まれた実につまらない言葉へと編集される。
大変失礼だが、小学校の教室に貼られている「やさしい子。元気な子。考える子」なんていうポスター並の出来である。これでは何の魅力もない会社にしか映らない。
(以下次号・・・・・・・)