サム・クックナイトvol.11の『リスペクト!サム・クック』の前哨戦ということで、サム・クックのオリジナル曲と、それをカバーしたオーティス・レディングの曲を聴き比べて、すうじぃさんとトークしてきました。
【SAM COOKE NIGHT vol.11『リスペクト!サム・クック』】
●場所:高槻ナッシュビルウエスト
●日時:2024年3月6日・18:30オープン/スタート
●料金:¥2000 +1drink
(先着順オリジナルグッズ付)
●出演者(順不同)
あうんさんすうじぃ
岡崎ケンタ
ムーチョ
福美(朗読)
ティモン永澤
元親&すうじぃ(トーク)
鶴瑞輝
桑田瑞樹
リツうめHideya
ザ・ルービーズ
(計10組)
すっかりブログ更新も音声配信も滞って大切なイベントの告知まで忘れてました!😅
今年もサム・クックのパーティーは続けますよ!
3月6日(水)のサムの日に、恒例のサム・クックナイトを開催します!
平日ではありますが、お馴染みの出演者の皆さんに沢山集まって頂いて嬉しいです!
11回目となる今回のサブタイトルは『リスペクト!サム・クック』。
パロジャケフライヤーの犠牲となったのは、オーティス・レディングの「ソウル・バラードを歌う」です。
ジャケットの中にはサム・クックをリスペクトしていたオーティス・レディングやアレサ・フランクリン、そして日本を代表して忌野清志郎に入ってもらいました。
僕とすうじぃさんのトークも、サム・クックをリスペクトしてきた人たちはどの様なかたちでリスペクトしてきたかを冗談混じりに紹介していこうと思っています(笑)
今回またまた福美さんにお願いして、朗読もして頂きます。
第1話が【THE FIRST SAM COOKE「カナンへの旅立ち」】で、第2話が【THE LAST SAM COOKE】、で、今回の第3話が【THE SING SAM COOKE 「迎合なきクロスオーバー」】となります。
最初と最後の2話で完結しようと思ってたんですが、その間の物語も入れて3部作にしようと思いついたのが今回の【THE SING SAM COOKE 「迎合なきクロスオーバー」】です。
今回も短いですが、2回サム・クックが歌う映像を流します。
楽しみに見に来ていただけたら嬉しいです。
今回も先着になると思いますが、来場者プレゼントを用意しました。
パロジャケのデザインは出演者のTシャツに使ったので、朗読の表紙をあしらった口折れショルダートートにしました。
これも是非ゲットして頂きたいです!
出演者の皆さんによるサム・クックのカバー曲も、どんな曲が演奏されるのか楽しみですし、今回の最多被りはどの曲になるのかも楽しみのひとつです(笑)
前回なんて意外にも「Love You Most Of All」が被ってましたからね(笑)
あ、そうそう、サム・クックナイトのプレイベントとして近々ですが同じナッシュビルウエストにて『サム・クック倶楽部』と称したDJトークイベントをすうじぃさんとやります!
サム・クックの曲とそれをカバーしたオーティスのバージョンを聴き比べようという企画です。
月曜の夜ではありますがよろしければお付き合い下さい!
ではでは、色々と大変なことがありますが、今年も一緒にパーティーを続けていきましょー!イェイ!
また偉大なロックシンガーのチバユウスケさんが亡くなってしまいましたね
55才。
僕と同い年。
ザ・バースデイのギターのフジケさんが在籍していた元ザ・バレットの外丸さんとも同い年。
1968年生まれ。
若すぎます。
ミッシェル・ガン・エレファントとザ・バレットが同時期のデビューで、どちらも大好きな声量のあるハスキーボイスのボーカリストで応援していました。
残念です。
山下達郎さんも好きなロックバンドにザ・バースデイをあげてられましたが、そんなハスキーでソウルフルなチバさんのボーカルが好きだったんじゃないかと思います。
何故か、有名人が亡くなると誕生日より命日を偲ぶ方が多いような気がします。
それはリアルタイムで訃報を聞いたショックからそうなるのかも知れません。
有名人が生まれた時なんて家族くらいしかその感動は味わえてないからだと思います。
特にサム・クックなんかは亡くなり方がショッキングで、リアルタイムで訃報を聞かなくても、印象深く残ってしまいます。
サムの場合は面白いもので、曲の中に「川べりの小さなテントで生まれた」と歌ってるので、何故か誕生日もその情景が浮かんで、命日と共に誕生日(1月22日)も印象に残る珍しい有名人だと思います。
そんなサム・クックの命日が近づいてきました。12月11日、前日の今日、12月10日はオーティス・レディングの命日です。
ほんとリスペクトする人物に近い日を選んだかのようです。
オーティスは飛行機事故で海に墜落して死亡しました。
シートベルトをつけていたので、海から引き上げられた時の写真には、シートと一緒に引き上げられていて、多分オーティスは恐怖のあまりシートベルトを握りしめていたんではないかと思います。
サム・クックをキリストに例えたりもしましたが、キリストが十字架に張り付けられていたなら、サム・クックの十字架はモーテルの管理人室の壁で、オーティスは飛行機のシートになるのかな、なんて勝手に想像しています。
そんな1日違いのオーティスとサム・クックの命日の狭間に聴いて、2人を偲ぶには丁度良い曲を今回は紹介します。
それは、金森幸介さんの、『Same Old Song(セイム・オールド・ソング)』という曲です。
この曲は最初、アズミさんのカバーで聴いて、良い歌だなぁって思っていました。
お二人も一緒にこの曲をセッションされてる映像もありました。
この曲の歌詞の中に、オーティス・レディングの曲名とサム・クックの曲名が出てくるんですよね。
本来の歌詞の中には無いのかアズミさんのカバーされた時には無かった、金森さんの歌には小声でオーティスとサム・クックの名前を言われます。
歌詞の内容を要約すると
人生はゲームやレースと一緒
勝つこともあれば負けることもある
ドンマイ ドンマイ
壊れたエンジン抱きしめて眠る夜の
オールタイム リズム&ブルース
ペインマイハート 心が痛い
オーティスが歌ってた
イッツアセイムオールドソング
それはいつまでも変わらない懐かしい歌
明けない夜はない
壊れたエンジン抱きしめて眠る夜の
オールタイムリズム&ブルース
チェンジイズゴナカム
きっと変わる時が来る
そうサム・クックが歌ってた
イッツアセイムオールドソング
それはいつまでも変わらない懐かしい歌
サビの部分の
壊れたエンジン抱きしめて眠る夜の
オールタイムリズム&ブルース
ってとこが良いです。
生きる原動力になっていた熱い思いや体が、思うように動かなくなってきたことを壊れたエンジンに例えて、それを労るように抱きしめて、今でもずっと変わらない懐かしいリズム&ブルースを聴きながら眠る夜がある。
そんな感じでしょうか。
サム・クックやオーティスの歌は変わらず、もう老いることはないので、そこは早くに亡くなった者の特権かも知れませんね。
ということで
最後は、その金森幸介 さんの『セイムオールドソング』を聴いて、サム・クックとオーティスを偲びながら終わりたいと思います。