【2021年2月20日】

自称コミュ障の長男が、職場の先輩ら4人ほどの趣味のLINEグループに誘われて、満更でもないというような顔で喜んでいるのを見て安心している元親です。
コミュ障を自称するもんじゃない。




★ 細野晴臣とソウルミュージック


音楽ナタリーの『細野ゼミ』でソウル・ミュージックについて語られた回にサム・クックの名前があがっていたので抜粋させ頂きました。




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細野晴臣をビビらせたソウルミュージシャンとは? 伝説的アーティストとのエピソードに安部勇磨&ハマ・オカモト仰天

【ハマ・オカモトを魅了した「What's Going On」】

──例えば皆さんそれぞれの中で、「ソウルといえば」みたいなアーティストを挙げるとすると誰になりますか?

ハマ 僕はマーヴィン・ゲイですね。曲で言えば「What's Going On」。

──名曲ですね。

ハマ モータウンってずっとミュージシャンのクレジットを載せていなかったんですけど、マーヴィン・ゲイは「What's Going On」というアルバムで、誰がギターを弾いて、誰がベースを弾いてとか、初めて詳細なクレジットを掲載したんですよね。そしたらそのアルバムを出した次の年のツアーで、今までなんとも言われなかったバックバンドのメンバーが飛行機から降りてきた途端、「キャー!」って声援が飛んだっていう。

安部 バックミュージシャンに脚光を当てたんだ。

ハマ あと「What's Going on」という楽曲が持つメッセージ性もブラックミュージックの歴史を変えたと思うんです。愛や恋ではなく、差別や戦争といった問題に対する個人的な意見を歌に乗せるという、それまで誰もやったことがないような画期的なことをマーヴィン・ゲイはこの楽曲でやっていて。僕の中でソウルといえば、すごくベタですけど、やっぱり「What's Going on」になりますね。

細野 その通りかもしれない。

ハマ お! ゼミ長に認めていただけた。

安部 100点じゃないの?(笑)

──細野さんも「What's Going on」はリアルタイムで聴かれていましたか?

細野 うん、ラジオで聴いていた。でもマーヴィン・ゲイは、すぐ死んじゃったんだよね。

ハマ そうですね。

細野 お父さんに撃たれて。

安部 えっ!? そうなの。

ハマ うん。ソウルシンガーには精神的に悩みを抱えていたりする人がけっこう多くて。自殺しちゃったりとか薬物依存とか多いですよね。

細野 撃たれる人も多い。その前にサム・クックって人が撃たれたりして。

ハマ ソウルシンガーには光と影みたいなドラマがけっこうありますよね。

【細野晴臣&安部勇磨が挙げる好きなソウルミュージシャンは?】

細野 でも、こうやってたどっていくと面白いね。例えばレイ・チャールズの前にナット・キング・コールがいて、レイ・チャールズはデビューした頃、ナット・キング・コールの真似をしていたわけだ。で、サム・クックもみんなに真似されていた、いわば“中心”にいた人だよね。マーヴィン・ゲイも同じく歌手として素晴らしい。僕はそういった魅力的な歌い手さんが好きなんだろうな。

細野 でも、そういう意味で言うと、やっぱり僕はアレサ・フランクリンが好きなんだよ。

ハマ 細野さんにとって、ソウルといえばアレサなんですね。

細野 うん。

──安部さんの中でソウルと聞いて思い浮かぶアーティストは?

安部 ソウルではないのかもしれないですけど、プリンスですかね。

細野 ソウルだよ。

ハマ プリンスは、めちゃくちゃソウルシンガーだよ。

安部 いいんですか? プリンスは好きで聴いてました。ソウルと言えば、僕の中では、あの上裸のジャケットのプリンスなんです。あとThe Jackson 5も一時期よく聴いてました。

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細野さんのサム・クック評を要約すると、「中心にいて撃たれた人」という言わば「的」です。

要約しちゃダメですね(笑)

しかし細野さんのソウル・シンガーのナンバー1はアレサ・フランクリンのようです。

んーん、残念。

それでも細野さんはサム・クックも歌っていた「Japanese Farewell Song」を歌ってられるので有難いです。

大丈夫、パーティーを続けましょう。