【2020年10月5日】

★映画『メイキング・オブ・モータウン』


観てきました。

いやぁ、面白かったです。
映画館で踊れないのが苦痛でした(笑)

しかしビリー・ゴーディもスモーキー・ロビンソンも元気ですね。
仲の良い2人を見るだけでも楽しい映画でした。
しばらくはモータウン・マジックにかかっていそうです(笑)

ネタバレしないうちにそのモータウンとサム・クック。
モータウンが盛り上がりを見せつつあった頃、モータウン・レビューとサム・クックのコンサートの開催地が被ることがあった。
そんな時、サム・クックは自身のコンサート日程を変更したという。
それは自分のコンサートがモータウンを食ってしまうからという理由だった。
様々なアーティストをデビューさせ次々と自動車を作る工程のようにレーベル・アーティストを輩出し、ヒットを連発し出したモータウンでさえ、当時のサム・クックに束になってかかっても敵わなかったということだ。


画像は左からサム・クック、タミー・テレル、ベティ・ハリス。

敵対するモータウンのタミー・テレルがサム・クックと?
と思ってしまうが、多分これはサム・クックが亡くなる64年の頃だと思うが、当時はまだタミー・テレルはモータウンに所属しておらず、チェッカー・レコードでタミー・モンゴメリー名義の時。
チェッカーと言えばサムの弟、L.C.クックが在籍していたレーベルなので、その縁もあって一緒に写真に収まっていたのではないかと想像する。

タミー・テレルはその後の65年からはモータウンに移籍し、有能なプロデューサー陣のもとマーヴィン・ゲイと共にスターダムにのし上がった。

短い人生だったけど幸せだったかな。

大丈夫、パーティーを続けましょう。