2020511日】


サム・クックのジャマイカ公演

正確には昨日の510日から13日まで行われていたジャマイカ・ツアー。

「ツイスティン・ザ・ナイト・アウェイ」を表題に、昨日訃報を伝えたリトル・リチャードのバックを務めてたアップセッターズを引き連れてのものだった。

次の6月には同メンバーとボルティモアにも行っていて、それは以前のブログ記事で紹介していた。

サム・クック蔵出しの生写真 ボルティモアの夜



ツイスティンでツイストを踊ること以外、殆どの曲は手を動かす程度の所作のサム・クックにとって、演奏しながら踊って観衆を沸かせられるアップセッターズは頼もしい援軍だったと思う。



この頃からサムは、若い女性をステージに上げ、ツイスティンで一緒に踊る演出をする様になった。

ひょっとすると先日亡くなったデビュー前のミリー・スモールもキングストンでのサムのライブを観にきていたかもしれない。





大貫憲章さんのラジオ

Kenrocks Nite Ver.2

大貫憲章 (KENSHO ONUKI)Katchin' (カッチン)のコンビネーションから生まれる会話(アーティスト秘話、音楽に対する思いや叫び、音楽との出会いと、そのルーツ、主催イベントロンドンナイトの歴史、さらには音楽業界全体に対する苦言などなど)、選曲、そして、サウンドアプローチは他の誰にも真似できないOne & Onlyな世界を紹介します。(番組紹介より)


今回はサム・クックとオーティス・レディングの2大巨頭の特集ということで、のっけからサム・クックを4曲連続で流して頂きました。


ユー・センド・ミー

ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー

ワンダフル・ワールド

ツイスティン・ザ・ナイト・アウェイ


清志郎がサム・クックの生まれたクラークスデイルまでの道のりがバスで長いと嘆いていたというのは笑った。

ただノーザンソウルの本も出版されてるほどの、ノーザンソウルに明るいカッチンさんはサムやオーティスにはあまり興味無いという発言に、ちょっとショックを受けてしまった。

日本のシーンだけかも知れないが、ダンスミュージックとしてのノーザンソウルと、その源流となったサムやオーティスのソウルとは別物という壁を感じてしまった。

昨今のブラックミュージックと違い、年代を共にしたソウルでのこの壁は辛い。

ソウルが好きならサムやオーティスが好きという僕の勝手な解釈がいけないのかもしれないですね。

僕もソウルが好きと言ってもサム・クックばかりですし()


大丈夫.、パーティーを続けましょう。