
1. Chain Gang
2. Cupid
3. Only Sixteen
4. Send Me Some Lovin'
5. Wonderful World
6. A Change Is Gonna Come
7. Bring It On Home to Me
8. You Send Me
9. Let's Go Steady
10. Having a Party
11. Twistin' the Night Away
トータス松本のサム・クックのフル・カバー・アルバムが話題になってる昨今だが、今回登場する本日のサム・クックさんは、同じように昨年の12月にサム・クック・トリビュート盤を発売したシドニー・バトラーという人。
アルバム・タイトルが"A Taste of Sam Cooke"となっているので、テイスト・ハンター的にスルーするわけにはいかなかった(^_^;)
11曲の収録曲は当然のことながら全曲サム・クックのカバー。
背の高いスツールに腰かけ両手を広げているジャケ写はサムのポーズを模写している。
何でもこのシドニー・バトラーが13歳の時に流行っていたサム・クックの"You Send Me"を、彼が歌っているのを聴いた母親が、彼の歌声とサム・クックの歌声が似ていることに気が付いたという。
そんな母親を驚かせた彼の歌声がアマゾンで試聴出来るので、その歌声を早速聴いてみた。(リンク)
少し枯れた感じのテナー・ヴォイスは確かにサムに近い感じがする。
が、トータスがサムのリズムの乗せ方は、後ろから後ろからハメていっていると語っていたが、このシドニー・バトラーは前のめりになりそうなくらい前から前から歌っているし、伸びやかで大らかなサムの歌声とは違って感情移入できず何だか物足りない。
そして一番気になるのは所々で音程がずれてフラフラしていること。
てか、よくよく聴いてみるとバック・サウンドはカラオケのようで、非常に残念なサム・クックさんになっている(-_-;)
本人には失礼だが、よくこんな音源を発売するレコード会社があったもんだと思いレーベル名を見てみると『シドニー・バトラー』と本人の名前になっていた。
どこかのインディーズ・レーベルであるだろうとは思っていたが、まさか本当に自費出版だったとは(笑)
今やお金さえ出せばアマゾンでMP3販売が出来る時代なんですね。。。素晴らしい。。。いや素晴らしくない!
まったく、元はと言えば母親の親バカから。。。。。。あ、いや、今回は苦言が多すぎるな(-_-;)
最後にそんな彼の残念なカラオケ・ライヴ・パフォーマンスを。
二匹のシマウマが踊るレアな映像。。。バック・バンドは必要なのか?。。。そしてなんとも締まりのない終わり方。。。orz
Sidney Butler - Twistin' the Night Away