道の駅の構内には車中泊をした数台のクルマが駐車していました。
道の駅のオープンは朝8時からなのでまだ人影はありません。
6時近くになるとさらに青空が広がっていきました。
少し周囲を歩いてみます。
ローソン側へ歩いて行くと、
田んぼや畑の間を通るコンクリートの小路が続いています。
どうやら天気予報は外れ、晴れ間が広がっていくようです。
草の香りが漂っており、
初夏へと向かう予兆を感じさせます。
道の駅の構内に戻ると、
アジサイの花が咲いているのを発見。
高知県ではアジサイの開花は早いので、
すでに散っているところも多いようでしたので、
少しびっくり。
空の雲が、この日一日楽しい日となることを鼓舞しているように
見えました。
7時過ぎ。
道の駅を出発し、国道56号線を東に進みます。
8時過ぎ。
着いた先は須崎市にある喫茶店「森の木」です。
そうです。朝食のモーニングを食べにやってきました。
店内は観葉植物や絵画が飾られオシャレな雰囲気。
車中泊明けの朝でしたが、優雅な一日の始まりを感じさせてくれます。
しばらくするとモーニングも運ばれてきました。
サンドイッチと菓子パンが一つ・・・
平凡なメニューのように見えますが、、、
ツレの菓子パンを見ると、
なんと!「アンパンマン」の顔に加工されていました。
思いがけない、憎い演出です。
天井からは昼光色のオシャレなシャンジェリア。
出窓からは外から流れ込んでくる風を感じさせます。
食事のないようだけでなく、心もゆったりした優雅な気持ちにさせてくれます。
モーニングを取り終え、
須崎市内にあるスーパー「マルナカ」で食料、飲み物を調達します。
建物からは夏を思わせる青空が広がっています。
そして着いた先は高知市。
この日の宿泊は高知市にある「ブライトパークホテル」です。
ホテルの窓の外には、南国・高知らしい雰囲気の椰子の木が
パレードのように連なっています。
ホテルの室内で一息ついたのち、
この日の飲み屋へと出発です。
時刻は午後5時前。まだ陽が高く街中の喧噪は続いています。
高知市名物?路面電車。
「とさでん」が歩道橋の下を走っていました。
そして本日の飲み屋「葉牡丹」へとやってきました。
おそらく高知市で一番有名な居酒屋ではないでしょうか?
私は「吉田類の酒場放浪記」で知ってから
10年以上通っているお店です。
できればカウンターへ座りたかったのですが、
残念ながら満席。
店の中央部にあるテーブル席へと案内されました。
庶民っぽい雰囲気は健全です。
もちろん観光客目当てのメニューもありますが・・・
我々は無視して、地元高知人のように振る舞います。
まずは角ハイボール。
トリスのハイボールを置いている居酒屋は多いのですが、
角ハイボールを置いているお店って少ないんですよね。
特に、北陸へ旅行した際には、ほとんどのお店にありませんでした。
アテは、刺身こんにゃく。
つぶつぶとした食感が最高です。
そして、葉牡丹に来ると必ず注文する一品、「スタミナ豆腐」です。
お肉に隠れて見えませんが、豆腐が隠されています。
そして串の盛り合わせ。
エビ、キス、なすびなどが揚げられていました。
揚げ物を注文したので、
ついつい生ビールを注文。サントリーモルツです。
モルツの味が濃いため、好き嫌いの分かれるビールですね。
そして焼き鳥の串も注文。
具は小さいですが、庶民的な味が魅力的。
約2時間ほど葉牡丹で過ごしたのち退店。
時刻は18時30分過ぎでした。
まだまだ外は活動出来るほどの明るさを保っています。
「すぐに帰るにはまだ早すぎる・・・」
ということでこの後ラーメンを食べて帰路についた我々でした。
翌日は、いよいよこの旅のメインの場所、四万十市を目指します。
つづく。


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