関東旅行二日目。
昨日は有名居酒屋で終えました。
 
この日、
いよいよこの旅の目的の一つ、日光東照宮を目指します。

 

日光東照宮へは、

宇都宮駅から日光線に乗り向かいます。

車内は、外国人観光客でいっぱい。

さすが世界遺産だけあって、人気の観光地といった感じです。

 

日光駅へは約1時間で到着しました。

ここからは、バスに乗り換えます。

 

約5分ほどでバスが来たので、乗車。

日光東照宮へは約5分ほどで着く予定でした。

 

が、しかし、紅葉の季節のため観光客の車が多く渋滞。

バスよりも歩いたほうが速く、

途中下車する人もいらっしゃいました。

 

私は降りずにバスに乗りつづけたため、

かなり遅くなりましたが、

乗車後30分で日光東照宮前に到着。

 

バス停からは、舗装されていない坂道を

少し歩かねばなりません。

砂利ではない土の坂道を昇ります。

 

しばらく坂を上ると大きな石の鳥居が見えてきました。

石の鳥居としては日本一の大きさだそうです。

 

拝観受付はその先になります。

しかし拝観券を買うための長者の列ができていました。

30分から1時間近く待たないと入れそうにありませんでしたが、

仕方なく列に並びます。

 

列に並んでいるときに、

案内アナウンスを聞いて分かったのですが、

拝観券はあらかじめネット予約をすれば、

当日待たずに入場できるようでした。

 

あらかじめ調べて行くべきでした。

 

それでも少しずつ列も進み、

受付前にある五重塔も見えてきました。

奈良の五重塔と異なり、

きらびやかな装飾が成されています。

 

結局、約30分並び、ようやく拝観券を買え境内に入れました。

表門から入場します。

 

表門を入るとまず目につくのは、三神庫です。

上、中、下とあり、どれもが赤く、きらびやかな装飾がされています。

 

 

 

そして、日光東照宮といえは、やはりコレ。

「神厩舎(しんきゅうしゃ)」です。

ご神馬をつなぐ厩で、三猿の彫像があることで有名です。

 

建物の側面に、

「見ざる」、「しゃべらざる」、「聞かざる」

の三猿の彫像がありました。

 

 

そのほかにも、

猿の彫刻が飾られています。

説明では、猿の生涯を現しているそうです。

 

↓これは、左から右に時間が流れており、

将来への不安を意味しているそうです。

 

↓こちらは、始まりの様子。

生まれた子猿と母猿が彫られています。

 

↓そしてこちらは、人生で悩むときに寄りそう「友」を

意味しているそうです。

 

↓こちらは青雲の志だそうです。

 

神厩舎を見終え、先へと進みます。

二番目の鳥居が見えてきました。

その先にあるのは…

 

有名な陽明門、

国宝です。

 

豪華絢爛な門ですね。

いつまで見飽きないから「日暮の門」と呼ばれるのも分かります。

たくさんの装飾、彫像がほどこされていました。

 

 

 

 

 

 

 

まるで魂が宿っているようです。

 

 

 

 

白い龍の彫像もありますね。

 

続いて、こちらも国宝となっている「唐門」。

 

陽明門とは打って変わって、

白いろが基調のようです。

 

こちらも細かい彫刻が施されていますね。

 

境内には、

有名な「眠り猫」や家康公墓所・奥宮も公開中なので

行ってみました。

 

奥宮へ通じる参道入り口にある坂下門を通り・・・

 

 

 

この門にも彫像がほどこされていました。

 

坂下門を潜り抜け、奥社へと階段が続く参道を登っていきます。

階段数は約200段!!

 

 

 

結構、急な階段で、

しかも距離も長い。

 

200段の階段を登り切ると、

鳥居が見えます。

 

そしてようやく奥宮拝殿です。

結構沢山の人がいらっしゃいました。

 

 

 

こちらには三葉葵の徳川家の家紋が施されています。

 

 

 

そして、この奥宮の脇を通り抜け、

奥へと進むと・・・

 

「奥宮宝塔」

徳川家康の墓所です。

 

天下を取った徳川家康の墓所ということで、

一生懸命に祈っている、社長さんらしき人も見かけました。

 

奥宮を見終え、

再び200段の階段を下ります。

 

そして、

階段を下りると、

有名な・・・

 

「眠り猫」の彫像がある社へと向かいます。

 

左甚五郎作と言われており、これも国宝です。

 

その後、

一番の要となる「御本社」も見学。

 

 

残念ながら御本社内は撮影禁止なので、

中は撮影できませんでした。

その他、帰りには「神輿」が置かれている社も見学。

 

祭りに使われる神輿のようですが、

こちらにも三葉葵が施されており、

徳川家由来であることを感じさせます。

 

こうして日光東照宮をすべて見終わりました。

参拝時間は約3時間。

長いようですが、あっという間に見終わった感じです。

 

世界遺産に指定される理由が十分分かるほど、

素晴らしい建築群でした。

 

境内から出ると、

先ほどよりもさらに長い拝観受付を待っている列ができていました。

 

日光東照宮を見終え、

再び宇都宮市へと戻ります。

まだ昼は長いので、午後もまだまだ行動せねばなりません。

 

つづく。