お天気は生憎の雨。![]()
この日は終日、金沢観光に充てる予定です。
私たちしては珍しく自家用車を使わずに、
バスを利用する予定です。![]()
実は、金沢市には一日乗り放題のバスチケット制度があり、
それを利用すればお得に観光地を巡ることができるのです。
しかも料金は一人あたり500円という安さ。![]()
利用しない手はありません。
朝食を食べ終えると、
バスの出る金沢駅前へと出発しました。![]()
かなりの本数のバスが出ているので、
すぐに乗車することができました。
目指す先は「にし茶屋街」。
約20分ほどの乗車で目的地である「にし茶屋街」に到着。
ところが、何やら見た風景。![]()
「???」と思いながら調べると、
なんと着いたのは「ひがし茶屋街」で前回訪問した場所です。![]()
どうやらツレが「東」を「西」を勘違いして、
バスに乗ったようでした。![]()
幸いなことに、ひがし茶屋街の近くには、
「主計町茶屋街」という茶屋街があります。![]()
前回の旅行では、この「主計町茶屋街」には行きませんでしたので、
間違いついでということで、行ってみることにしました。
「主計町町屋街」は河川側にある、
細長い敷地に密集している町屋街です。
それほど規模は大きくなく、
東茶屋町に比べて規模が小さく、
小路も狭いようです。
雨が降っており、
観光客もまばらで寂しい感じです。
それでも風情ある建物が並んでおり、
その風情を楽しむことができました。![]()
風情のある橋の向こう側には、
有名な「ひがし茶屋街」があります。
ひがし茶屋街は見学するのに、
1時間以上はかかりましたが、
ここ「主計町茶屋街」は30分ほどで終了しました。
河岸を変え、
本来の目的地「にし茶屋街」を目指すことにします。![]()
再びバスに乗ること、
約15分。
バス停を降り、しばらく歩きます。
途中、加賀・前田家に縁のある妙立寺というお寺に
出会いました。
多くの観光客が参詣していました。
若い女性も多かったです。
加賀・前田家の家紋でしょうか?
大きな家紋のオブジェが掲げられていました。
せっかくなので、我々も参拝させていただきました。
それほど大きくないお寺でしたが、
由緒あるお寺のせいか、威厳さを感じさせます。![]()
妙立寺を参詣後、「にし茶屋町」をめざします。
入り組んだ小路を進んでいきます。
お寺のお香の香りが漂っており、
雨にもかかわらず、気持ちを爽やかにさせてくれました。![]()
街角には、
「にし茶屋街」への案内表示がされており、
それに従って進んでいきます。![]()
狭い小路を抜けて、
横断歩道を渡ると・・・
「にし茶屋街」です。
先ほど訪れた「主計町茶屋街」より広い道幅でした。
さすがに「ひがし茶屋街」ほどは大きくなく、
観光客も少なめでしたが、茶屋街ならではの風情を感じることができました。
石畳と古い町並みがマッチしていますね。![]()
散策していると、
何やら屋内へ入ることができる施設がありました。
中に入ると、
「島田清治郎」という方の記念館のようでした。
正直に言うと「島田清治郎」という人がだれなのか、
全く知りません![]()
案内文を読むと、
どうやら金沢出身の小説家のようです。
大正時代に活躍されていたようですね。
施設内には、
彼の生涯年譜や、
作品の掲載誌、写真などが展示されていました。
彼の居宅を再現した間もありました。
床の間もあり、立派ですね~。
あまり興味もなかったので、
30分ほどで退散。
再び「にし茶屋街」の散策を再開します。![]()
しかし、茶屋街は立派な建物が多いですね。
この家などはよく見ると・・・
玄関の上部に、
欄間としめ縄が飾られていました。![]()
「玄関の上部に欄間?」は見たことがありませんでしたので、
驚きです![]()
欄間をアップで見てみると・・・
金沢の地らしく、立派な細工造りであることが分かります。
少し歩くと、
「手裏剣のお店」という、これまた変わったお店もありました。
店先には、
江戸時代の行商人らしきフィギュアが飾られていました。
もちろん、日本刀や手裏剣もあります。
外国人が喜んで買いそうな品ですね。
さて、一通り「にし茶屋街」を散策したのち、
再びバスに乗って「近江町市場」に向かいました。
こちらも金沢では有名な観光地です。
屋根付きアーケードの下には、
大小様々な魚介を扱う店が並んでいます。![]()
京都の錦市場に似た雰囲気があります。
まだ昼食を取っていなかったので、
こちらで昼食を取ることにしました。
どこかないかな~と探していると、
何やら行列ができている屋台がありました。
「肉寿司」と書いてあります。![]()
屋台内では、
二人の男性が肉を炙っています。
このお店、
能登牛を使ったお寿司のお店だそうです。
20分近くならんで出てきた肉寿司は、三貫で千円。
金沢の雰囲気を出すためなのか、
金粉もかかっています。
食べてみると、トロのような味で美味でした。![]()
能登牛の牛寿司を食べ終えると、
本格的にお腹が空いてきました。
せっかくなので、今度は肉ではなく魚のほうのお寿司を
食べることにしました。
向かったのは「近江町市場寿司」。
こちらも行列が出来ており、
店内に入るまで30分かかりました。
いろいろなセットメニューがありました。
平日の特典サービスで、
あら汁をいただくことができました。
そして注文したお寿司がこちら。
ウニ、いくらなども入っており豪華です。
しかし・・・肝腎のお味は・・・
シャリがダマになっており、
あまり美味しくありませんでした。
意気消沈して、
ホテルへの帰路につくと、
ホテルからは虹の風景が広がっていました。
この日は茶屋街の場所を間違え、
昼食も良くなかったという残念な一日でしたが、
この虹が慰めてくれたのでしょうか?
少し気が晴れました。![]()
夜は、居酒屋へと向かう予定。![]()
それまでは気を取り直して少しお昼寝しようと思います。![]()
つづく。
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