車で国道33号線を松山方面へ向かって、約20分。
左に折れたところに、地質館はあります。
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ここは、龍馬パスポートのゴールドを取得してから、
何回も訪れています。
というのは、ゴールドだと入館料が「無料」だから
さすが佐川町、えらい
植物学者・牧野富太郎の生誕地だけあって、
生涯学習に対する考え方がしっかりしているのでしょう。
ちなみに龍馬パスポート施設で無料なのは、
この「佐川地質館」と、この後行く「青山文庫」、
そして檮原町の「檮原町歴史民俗資料館」くらいしかありません(たぶん)。
青山文庫も佐川町にあるので、
本当に気前のよい自治体ですね。
ちなみに、この佐川地質館、「30周年記念」だそうです。
30年前からこうした施設を造るなんて、
本当にすばらしいですね。
地質館に着くと、施設の前に駐車し、
施設内へと入ります。
中に入ると・・・
なんと
恐竜が迎えてくれます。
しかも・・・
この恐竜、単なる止まったオブジェではなく、
鳴き声とともに、
首を左右上下に振り回してくれます。
結構、怖いです。。。
実は佐川町は、
化石が採れる町として有名らしく、
この地質館内にはそうした化石標本が数多く展示されています。
こちらは恐竜の骨格。←歯クジラだそうです、ご指摘いただきました。
天井から吊るされています。
空を飛んでいるみたい・・・
地質館という施設上、
岩石も多く展示、紹介されています。
こちらは、紫外線を当てると光るという岩石。
紫色に光っていました。
木の化石もありました。
4,000万年前の化石だそうですが、
ほとんどの現在と変わりないような姿をしています
不思議ですね~。
こちらはらせん状に、
それぞれの時代の地質を表した展示です。
高知県の地形や地質についての説明もあり、
勉強になりますね。
以前、越知町にある「横倉山自然の森博物館」を見学した際に、
このあたりの土地は、昔はオーストラリアのほうにあったものが移動してきた、
説明があり、びっくりした記憶があります。
「未来少年コナン」にあった、
地殻変動なんでしょうかね。
こちらは、玄武岩溶岩が水中で急に冷え、
枕上になった溶岩だそうで、
1億3千年前のもの。
先ほどの木の化石もそうですが、
人類の文明が紀元前3千年だから
それよりも何千倍も以前のものがこうして残っていることの不思議さや、
人間や人類の歴史なんて、ほんの一瞬であることを実感します。
なんだか、仕事上の嫌なこと、悩みが馬鹿らしくなってきますね
高知県の地形、地質の説明展示です。
高知県って、山林が多く、
また西部の海岸などは黒岩が多かったりと独特の風景です。
そうした理由も、佐川地質館に来ると、
少し理解できたような気がします。
一通り見学を終え、
最後にもう一度、恐竜を撮影。
ちなみに、後ろ姿もリアルでした。。。
時間にして約40分弱。
佐川地質館は小規模の施設ですが、
多くのことを学べる素晴らしい生涯学習施設でした。
小学生くらいの子連れ親子も多く、
楽しみながら見学できるというのも好感が持てます
そして、我々は地質館を後にし、次の竜馬パスポート施設へと向かいます。
つづく。
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