山陰特有の灰色の空からは雪が容赦なく落ちてきます。![]()
暖房の効いた車内なので寒くはないですが、
外気温は零度近くになっていました。![]()
道路両端にある田んぼも一面、雪に覆われています。
着いた先は
「亀嵩温泉 玉峰山荘」です。
山々に囲まれた寂しい風景の中に、
立派な建物が建っているのが「玉峰山荘」。
県内外から訪れる人気のある温泉旅館です。
格子の玄関です。
記念撮影用のためのパネルも置かれていました。
中に入ると、
吹き抜けの開放的なロビーが広がります。
ソファが置かれており、
宿泊客がゆったりとくつろげるスペースがありました。
大きな窓からは、
遠方の景色を眺められるようです。![]()
今回訪れたのは宿泊ではなく、
日帰り入浴が目的です。
建物が大きく、
また玄関近くにはフロントがないので戸惑いますが、
温泉施設は玄関右の廊下を進むことになります。
温泉施設までの距離が結構長く、
行き着くのが大変かもしれません。
途中、
休憩所のある部屋の前を通過します。
こちらも大きな部屋で、
日帰り入浴客も無料で利用できます。![]()
ようやく日帰り入浴の受付までやってきました。
券売機もありますが、
JAF割引きをするので直接受付に支払います。![]()
支払いを済ませて更に奥へと向かうと、
お風呂への入り口があります。
屋根の着いた立派な入り口ですね。
ちなみにこちらが女湯。
浴室に入ると入浴客は誰も居ませんでしたので、
撮影させてもらいました。![]()
大浴場(内湯)です。
少々薄暗く感じますが、
そのために室内灯がランプのような雰囲気を醸し出しています。
湯船に浸かってみると、
窓の外の森林風景が見渡せます。
洗い場方向には、
先ほども述べたランプを思わせるような室内灯が灯っています。
温泉といえば露天風呂。
こちらにも露天風呂があります。
積雪地帯であることを考慮してか、
屋根の庇が露天風呂の半分を覆っています。
これですと、雨や雪が降っても入浴くできますね。![]()
露天風呂から見た目線の風景です。
整った庭ではないですが、自然のままの風景が眺められます。
横から撮影すると、
先ほど述べた屋根の庇の長さが分かると思います。
「ふ~・・・・」
やっぱり温泉はゆったりできていいですね。![]()
約1時間近く入浴したのち、
更衣を済ませて外へ出ました。
脱衣場を出た処には小スペースですが、休憩できる場所があります。
マッサージチェアや茶道で使う釜などが備えられていました。
大きな窓からは浴室から見た風景と同じく、
自然のままの木々が見えました。
木々の下には雪も積もっています。
帰り支度を整え、
ロビーへ向かうと「かめきちくん」と「たまちゃん」と名付けられた亀のオブジェ
が玄関脇に飾られていました。
「亀嵩」という地名にちなんで置かれているのでしょう。
外には奥出雲の田園風景が広がります。
今は冬なので雪に覆われていますが、
春になると田んぼに稲の苗が植えられ、
青青とした緑の風景が広がるのでしょう。
クルマに戻ると、
一時やんでいた雪が再び降り始めました。
気温も下がり始めていおり、
湯冷めしそうです。
速く自宅へ帰らねばなりません。
自宅まで約2時間もかかりますが、
温泉で身体と心が暖められたので、
長時間のドライブも苦にはなりません。
やっぱり温泉はいいですね。。![]()



























